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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
予防救急にプラスして応急手当を知っておきましょう。
11月5日付の中日新聞朝刊の記事からです。
https://www.chunichi.co.jp/article/576599

浜松市消防局管内では、救急車内に収容した傷病者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難」の状況が続いているとのこと。
特に7月は昨年の同月より救急車の出動が増え、コロナの第7波に加え、猛暑による熱中症による救急搬送が増えたこともありますが、コロナの第7波・暑さも落ち着いたものの、依然として搬送困難な状況であることを改めて知りました。

特に7月、8月は、現場より遠くの救急隊が出動していたり、救急車がなかなか現場を出発できない現状を見ました。この状況は、最悪救える命が救えなかったり、救急車の到着が通常よりかかることを意味しています。
当ブログやSNSでも触れたことがありますが、西区内の救急隊が全隊出動している時に西区内から救急要請があった場合、南区・北区・中区の救急隊が西区へ出動することがあるということです。
浜松市は、現場に最も近い車両を出動させることが基本になってますので、西区に限らず他の区でも上記のようなことがあり得るということです。

「予防救急」
弊会では子どもの事故予防の普及啓発をしていますが、それも予防救急の一つです。

3日に千葉県・5日の大阪で高さは違いますが、高所から子どもが転落する事故が立て続けに起きました。
これも、ベランダや窓際に踏み台になるような物を置かない、鍵や窓を簡単に開けれないように物理的にロックする等、予防策がいくつかあります。
子どもに限らず、高齢者も同じで、転倒防止、火の取り扱い等、全ての事故を防ぐことは難しいですが、ちょっとした予防策、声掛けで防げる事故はあります。

弊会では、予防にプラスして応急手当を知る・学ぶことを推奨しています。
どんなに事故に気を付けて予防に心がけていても、応急手当を必要とする時はあります。
その時に何も知らないより少しでも知っておくことで救える・繋がる命があること、それはいつ自分の身に起きるか分からないですし、応急手当をするだけでなく、される側になるかもしれません。
応急手当を正しく学び知っておくことも「予防救急」の一つだと思います。

浜松市消防局では、応急手当に関する冊子を作成しています。そちらに予防救急に関しても載っていますので、興味がある方、知っておきたい方は、お近くの消防署所にお問い合わせいただければ幸いです。

弊会でも応急手当講座は、定期的に開催しています。こちらも関心がありましたらホームページをご覧いただけると嬉しいです。
http://heartlife-hamamatsu.com/


11月23日(水曜日)子どもの誤飲事故予防・窒息時の対処法講座 受講者募集中。
11月23日(水)に「子どもの誤飲事故予防・窒息時の対処法講座」を開催します。 

応急手当を必要とする時は何の前触れもなく突然訪れます。
それは決して他人事ではなく、いつか自分が実際に誰かにすることになるかもしれないですし、してもらう可能性は十分あります。
何も知らないより、少しでも知っておく、講習会に参加して正しい知識と手技を学び体験しておくことで、繋がる・繋げられる命があります。


日 時。
2022年11月23日(水曜日)13:00~15:00(12:45受付開始)

会 場。
浜松市舞阪協働センター.2階.講座室。 
〒431-0211 浜松市西区舞阪町舞阪2701-9
JR東海道線弁天島駅下車、徒歩10分。無料駐車場あります。 

主  催。
命のバトン浜松
http://heartlife-hamamatsu.com/index.php

受講料。

1人.1000円
当日、講座開始前に受付にてお支払下さい。
 


定  員。
4名(先着順)定員になり次第締め切ります。
(申し込み最少催行人数に達しない場合、講座は開催しません)
※申し込み受付締め切りました。

申し込み受付期間。
10月31日~11月12日。

お申し込み方法。
受講を希望される方は、下記のメールアドレスに氏名・年齢・お住いの市町村・メールアドレス・連絡先電話番号を入力し送信してください。
   heartlife_hamamatsu@yahoo.co.jp

※受講に際して制限はありません。中学生以上であれば、お一人でもご参加頂けます。
(18歳未満の方は、保護者様からの申し込みをお願いします)

・お子様を連れてのご参加はご遠慮ください。

・事前のお申し込みのない方は、当日、直接会場に来られても受講できません。

※キャンセルについて。
申し込みされた方の都合(急な予定変更や体調不良など)によるキャンセルの場合、講座開催予定日の10日前からキャンセル料として参加費相当分のお支払いをお願いしていますが、新型コロナウィルス感染症の流行推移を含め、主催者側の判断、施設臨時休館による講座中止の場合は、キャンセル料は発生いたしません。

受講のご案内(可否を含めて)をメールにてさせていただきます。受講可否のご連絡は、最少催行人数に達した時点となりますので、お申し込みされて日数が経ってからという場合もございますのでご理解いただきますようお願い致します。迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので「@yahoo.co.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
11月23日(水曜日) 心肺蘇生法講座 受講者募集中。
11月23日(水)に浜松市内で「心肺蘇生法講座」を開催します。 
受講者1人1体の成人マネキン・ポケットマスク(感染防護具)を使い、感染対策、3密にならないように配慮した講座です。

韓国の梨泰院で起きた群衆雪崩事故。
事故後、多くの方が心肺蘇生法を知っておくことの大切さを知り、関心が高まっています。


応急手当を必要とする時は何の前触れもなく突然訪れます。
それは決して他人事ではなく、いつか自分が実際に誰かにすることになるかもしれないですし、してもらう可能性は十分あります。
何も知らないより、少しでも知っておく、講習会に参加して正しい知識と手技を学び体験しておくことで、繋がる・繋げられる命があります。


日 時。
2022年11月23日(水曜日)10:00~12:00(9:45受付開始)

会 場。
浜松市舞阪協働センター.2階.講座室。 
〒431-0211 浜松市西区舞阪町舞阪2701-9
JR東海道線弁天島駅下車、徒歩10分。無料駐車場あります。 

主  催。
命のバトン浜松
http://heartlife-hamamatsu.com/index.php


受講料。

1人.1000円
当日、講座開始前に受付にてお支払下さい。
 


定  員。
4名(先着順)定員になり次第締め切ります。
(申し込み最少催行人数に達しない場合、講座は開催しません)

申し込み受付期間。
10月31日~11月12日。
※申し込み受付締め切りました。

お申し込み方法。
受講を希望される方は、下記のメールアドレスに氏名・年齢・お住いの市町村・メールアドレス・連絡先電話番号を入力し送信してください。
   heartlife_hamamatsu@yahoo.co.jp

※受講に際して制限はありません。中学生以上であれば、お一人でもご参加頂けます。
(18歳未満の方は、保護者様からの申し込みをお願いします)

・お子様を連れてのご参加はご遠慮ください。

・事前のお申し込みのない方は、当日、直接会場に来られても受講できません。

※キャンセルについて。
申し込みされた方の都合(急な予定変更や体調不良など)によるキャンセルの場合、講座開催予定日の10日前からキャンセル料として参加費相当分のお支払いをお願いしていますが、新型コロナウィルス感染症の流行推移を含め、主催者側の判断、施設臨時休館による講座中止の場合は、キャンセル料は発生いたしません。

受講のご案内(可否を含めて)をメールにてさせていただきます。受講可否のご連絡は、最少催行人数に達した時点となりますので、お申し込みされて日数が経ってからという場合もございますのでご理解いただきますようお願い致します。迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので「@yahoo.co.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
北海道のゴーカート事故
ニュースで詳細を知るまでは、遊園地や屋外広場にある硬貨やメダルを入れて乗るバッテリーでゆっくり動くタイプかと思っていましたが、詳細を知りびっくりしました。

敷地内とはいえ、速度も40キロ出るゴーカート。コースも常設のもではなく、イベントのために設置したもので、常設コースのように安全対策がしっかりされていたとは思えず、乗る前に説明を受けていたとしても、主催者側の安全に関する意識が欠けていたと言わざる得ません。
新聞記事には「ブレーキ!!」と叫んだとありますが、免許を持ってる人でもブレーキ!!と叫ばれて冷静に踏めるでしょうか?
ゴーカートといえど、40キロ近く出るものを子どもに体験とはいえ運転させること、2人乗りで横に免許を持った人が乗ってならまだ分かりますが、体験の域を超えたイベントだと思いました。

運転していた子どものメンタルも気にかかります。自分の運転で人を殺してしまったと・・・。
過失割合はさておき、運転免許を持っていても事故を起こす・巻き込まれるとそれなりにメンタルにきます。

子どもが犠牲になる事故が続いています。どんなに注意・気を付けていても事故が起きる時は、起きてしまいますが、今回の事故もコースの安全対策、敷地内であったとしても40キロ近くでるゴーカートに免許のない人に運転させてよかったのか?
車の楽しさを知ってもらい、体験してもらうことは否定しませんが、お亡くなりになった子ども、ご家族、運転していた子ども、ご家族の両方が辛く悲しい想いをしていると思います。

お亡くなりになられたお子さんのご冥福をお祈りするとともに、運転していた子どものメンタルケアも手厚くお願いします。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45d6ba12af13c56fac28467238397a37743a3748
4学会が連名で声明
新型コロナウィルスの第7波の勢いが止まらず、浜松市内でも感染者が増え続けています。

市内の発熱外来や総合病院の救急外来には、発熱者が次々に受診と検査に訪れる状況で、本来の救急医療に支障が出ています。
浜松市内から119番にかけた時、7波の前はダイヤルして発信音が鳴るか鳴らないかの前に「119番消防です・火事ですか?救急ですか?」とすぐ応答してましたが、先日、119番通報した際、すぐに繋がらず、台風で浜松大停電になった時と似た状況を思い出しました。
それだけ通報が多いということを改めて知るとともに、発熱している方からの119番通報を受けて出動した救急隊が病院が決まるまで1時間、現場で受け入れ要請の電話をかけ続けていた事実も身近でありました。

119番通報は、救急車だけではありません。
火災・救助も119番通報です。東京のように通報しても電話が繋がらない・繋がっても救急車がいつ来てくれるか分からない、東京に限らずどの消防でもそれに近い状態になっています。
今は、救急車に目が行きがちですが、火災や救助で119番通報しても繋がらなければ、消防車を出動させることもできないのです。

今の状況は、完全に災害モードであり、通常の体制でどうにかなるというレベルをすでに超えています。
4学会が連名で声明を出すということは、救急医療が限界を超えていて、助かる命が助からないことがある、それは他人事ではなくいつ自分や身内、身の回りで起こるかもしれないということです。


発熱してコロナかも!?と不安になり、診察して検査してほしい、でも近くの発熱外来は予約がとれない・すぐは見てくれない・なら救急車を呼ぼうでは、救急車が何台あっても足りませんし、救急医療機関は、発熱やコロナだけを診てるわけではないので、そこにマンパワーやリソースを取られると、すぐに治療しなければいけない人が受け入れられない・助からないということに繋がりかねません。
医療は人も資源も無限ではありません。
私たち一人一人の自覚と正しい情報を得て対応することで、医療を守っていきましょう。
https://www.pc-covid19.jp/files/topics/topics-36-1.pdf