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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
平成26年度活動報告
 平成26年度の命のバトン浜松の活動実績報告です。

 定期講習会8回、AHA(アメリカ心臓協会)公式コース3回、出張講習会9回を開催し、受講者数は254名でした。
定期講習会.AHA公式コースは、浜松市西区舞阪協働センターで開催、出張講習会は、子育て支援団体・浜松市ファミリーサポートセンター・小笠掛川歯科医師会と浜松市内だけでなく掛川市でも開催しました。

 活動の周知は、ネットではブログ・フェイスブックを使った情報発信を主体とし、定期講習会や一部の出張講習会は、地元新聞社への講習会の周知依頼、市政記者クラブへ講習会開催情報を積極的に提供しました。地元FM放送局からの出演依頼もいただき、活動の想いを公共の電波を通じて伝えることもできました。
 定期講習会のチラシは、市内公共施設に配架していただき、浜北区では「スーパーこでら」さんの店頭に掲示していただくことができました。

 講習会をはじめとした活動に際して、命のバトン浜松の顧問でもあります「静岡県立こども病院の前小児集中治療センター.センター長の植田医師」からの指導・助言をうけ、活動してまいりました。こども病院との関係は、新年度も継続し、相互に連携した活動を考えています。

 活動拠点としてお世話になっている舞阪協働センターの地域活動団体としての認定も受け、協働センター主催事業にも
参加させていただきました。

 会の認知・活動の周知度は、浜松市内では残念ながら非常に低いことも分かりました。これは、ネットでの情報発信が中心で偏りがでたこと、公共施設にチラシを置いてもらうだけでなく、地域に根差した周知ができなかったことが原因にあると感じてます。新年度は、地域に根差した活動の周知をしていきたいと考えています。

 平成26年度は、定期講習会開催の基盤作りができ、定期講習会から繋がったバトンが少しづついろいろな方に繋がっていることを実感できた年でした。今年度、嬉しかったこと・へこんだこと・反省したこと・泣いたこと、いろいろなことがありましたが、その一つ一つが私たちを成長(時にはどん底に)させてくれました。それを糧にして明日からスタートする平成27年度の活動に活かしていきます。

 今後とも、命のバトン浜松の活動を見守っていただけると嬉しいです。この場をお借りして命のバトン浜松を支えてくださり応援してくださっている全ての皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。命のバトン浜松メンバー一同より。

 
3月7日(土)第1回舞阪協働センターまつりに参加しました。
 3月7日(土)命のバトン浜松の活動拠点・浜松市西区舞阪町.舞阪協働センターの主催する「第1回舞阪協働センターまつり」に所属団体として参加しました。

 まつりのメインは、小学校の器楽演奏や幼稚園の園児、町内で活動する芸能サークルの発表会が主です。私たちは、踊りや歌を披露できる芸はもっていないので(笑)所属団体として何ができるかを考えました。メンバーと話しあって出た答えは、会場内外での救護とメンバー看護師による無料血圧測定・本部のお手伝いならできるのでは?ということで協働センター職員さんに相談したところ、ぜひお願いしますということで参加させていただきました。職員さんとの打ち合わせの中で「活動紹介展示もしてみたらどうですか?」とアドバイスをいただき、副代表が模造紙で活動紹介を作り、ブースもいただき、講習会で使ってるこどものマネキン・AED・誤飲チェッカー等を展示することにしました。

 おまつりが始まり、たくさんの方がいらっしゃる中、本部での無料あめすくいのお手伝い・来場者からの問い合わせ等をしながら、私たちの活動紹介や無料血圧測定とあっという間に時間が過ぎていきました。
 私たちの定期講習会に継続して参加してくださっている市内にお住いの親子もブースに顔を出してくれました。ありがとうございます。
 立ち止まってマネキン等を見てくださる方は、少なかったですが、こどもたちは「ここを押すんだよね」と胸骨圧迫する部位を押したり、子連れのお母さんも「これは人を助けるために大切なことなんだよ」と子どもに話しているのを見て、講習会でなくても、こうして展示するだけでも意味があることを改めて感じました。私たちが話しやすいと思ったのか中学生の女の子が進路の悩みを話しにきたりも。
 ディサービスで職員さんといっしょに来られたお年寄りの皆さんの血圧を測って、98才のおじいちゃんとお話ししましたが、顔色もよくお元気で「めざせ100才、来年のおまつりもここで会おうね」って言ったら、手を握ってとても喜んでくださり、目にはうっすらと涙も。

 おまつりも午後からは来場者が少なくなりましたが、救護事案もなく無事に終わりました。今回、多くの町民の皆さんと接することができたことは、私たちにとっていい経験になりました。
 今後も協働センターの行事をはじめ町内でのイベント等に参加のお話しがあれば積極的に参加したいと思います。

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 副代表、小学生に隣であなご寿司売ってるよ~とは言ってません。蘇生法の大切さをお話ししてます。

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 ディサービスで来られた利用者さんと職員さんと一緒に。皆さんお元気!

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 会場内に掲示した活動紹介です。

 
命のバトン浜松.第10回定期講習会報告
 2月15日(日)第10回定期講習会を舞阪協働センターで、静岡県立こども病院.小児集中治療センター.植田育也先生を講師にお迎えし「みんなで守るこどもの命」事故・病気の予防から救命治療までをテーマに開催しました。
 
 植田先生にお越しいただくのは、今回が3回目です。
参加者は、大人2名、小学生2名の計4名。今回も浜松市内だけでなく、愛知県新城市からお越しになられた方もいて、私たちの講習会の周知に頑張ってくれた全ての皆さまに感謝です。今回私たちの講習会受講者で最高齢の78才のおばあちゃんです。以前、ブログでご紹介させていただきましたが私たちの活動を新聞で知って問い合わせてくれた方、何かあった時、自分でできることがあればぜひ知りたいと意識の高い方です。

 講習会が始まる前、会場の施設に小学生が血だらけで泣きながら入ってくるのを代表が発見しました。そもそも講習会前に代表が何で部屋から出てるんだ!?とお叱りを受けそうですが、参加者が2人だったので誰か来てくれないかな~と外へ様子を見に行ってました。施設の方も救急箱は出してきたものの慌てていたこともあり、すぐ部屋に戻りけが人がいることを伝え、開始を遅らせて、植田先生も子どものそばに駆けつけて泣いてる子を落ち着かせてくださいました。鼻出血と手と足にすり傷と出血があったので止血と傷口をガーゼで保護しました。自転車に乗っていて自己転倒したけがでしたが、ヘルメットをしっかりかぶって自転車に乗ってたことで頭はしっかりと守られました。施設から保護者に連絡をいれてもらい、すぐお母さんが迎えに来て引き渡して対応を終えました。
 
 副代表の司会進行のもと、開会のあいさつ、命のバトン浜松、本日の日程、会場内の諸注意事項の説明の後、植田先生の講演が始まりました。植田先生曰く「人数が少ない方が熱くなります」との言葉通り、年齢別の死亡率、P-ICUの生い立ちから現状、P-ICUと地域医療機関を広域搬送で結ぶ地域システムの構築や「救命の連鎖」から始まる予防が重要であること、チャイルドシート、自転車ヘルメット着用の大切さや安全のネグレクトと、市民向けに分かりやすく内容も幅広く、自らの臨床経験での体験と、事故予防といざという時の対応を学ぶ講習会の大切さをお話ししてくださいました。
 特に自転車ヘルメット着用の大切さは、講習会の前にあった出来事でしっかりと参加者に伝わったと思います。

 休憩をはさんで、マネキン1人1体で乳児の心肺蘇生法と窒息解除法の実技を練習していただきました。
代表が蘇生法の手順をスライドを使って説明、子どもは、呼吸が原因で心停止になることがほとんどなので人工呼吸の重要性、胸骨圧迫は、強く早くしっかり戻すことを強調しました。
 窒息解除法では、マネキンの口に異物を入れてマネキンの胸をしっかり押す・背中を強くしっかりたたくことを強調しました。 実技練習が終わった後も、先生への積極的な質問も多くでて、予定時間をオーバーしましたがほぼマンツマーン講習会でした。

 ここでご報告があります。
 植田先生は、3月いっぱいで静岡県立こども病院を退職され、埼玉県内の病院で小児集中治療センター(P-ICU)立ち上げのため異動されることになりました。そのお話しを聞いた時は、正直ショックを受け、先生ともっと一緒に活動したかったと思いました、今回が先生の講演は最後となりましたが、埼玉へ異動されても命のバトン浜松の顧問として私たちのご指導をはじめ定期講習会への講師としての参加もしてくださるとのことで、次に先生にお越しいただける時は、違ったお話しを聞けるとそれも楽しみです。名も知らない実績もない私たちの団体に目をとめてくださり、ご都合がつく限り、浜松までお越しくださり、繋いでくださった先生のバトンは、静岡県立こども病院.小児集中治療センターの金沢先生が受け取ってくださり、植田先生の跡を引き継いでくださることも決まり、4月以降は、金沢先生にお越しいただいての講習会も予定しています。

 命のバトン浜松の定期講習会も昨年の2月から始めてほぼ毎月開催し、今月で1年経ちました。
昨年の2月、活動資金も乏しくチラシも作れずネットを中心に呼びかけを始めた講習会、定期講習会の開催するたびに楽しかったこと・苦しかったこと・悲しかったこと、泣いたこと、怒れたこと、いろいろありましたがあっという間の1年、それが今の活動の糧になってることを改めて実感しました。
 今回の講習会前のけが人への対応も、ご丁寧にお礼のお電話をいただきました。講習会を開催するだけでなく、応急手当の知識や手技を活かすことができました(本来あってはいけないことですが)

 これからも命のバトン浜松の定期講習会を自分たちが続けられる限り続けていこうと思います。そして私たちから伝えるだけでなく、私たちが伝えたことを伝えていく人も増やしていきたいと思います。

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 副代表の司会も板についてきました。

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 植田先生の講演(最初から熱く話されてました)

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 胸骨圧迫練習中(78才のおばあちゃんも頑張ってます)

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 講習会終了後に先生と一緒記念撮影。マネキン持って帰らないでくださいね(笑)
命のバトン浜松講習会.受講者数
 平成26年も残すところあと半月となりました。私たちの定期講習会、ご依頼を受けての講習会、AHAコースと4月から12月までの受講者数を集計しました。

 トータルの受講者数は、228人。東は御殿場市、西は愛知県新城市と静岡県内だけでなく、県外からお越しになられた受講者さんもいらっしゃいました。
 定期講習会はじめご依頼を受けての講習会は、季節や依頼内容に応じた講習内容になるよう努めさせていただきましたが、調整不足や自分たちの力量のなさで伝えられなかった部分も多々ありました。講習会ごとにご記入いただくアンケート結果をもとに内容等も少しづつ充実させ、命のバトン浜松のオリジナル講習会の形が少しづつ出来上がってきました。
 私たちの活動は、受講者数にこだわらず地道に続けていくもの、すぐ目に見える形となるものではありませんが、228人の方に私たちの想いが少しでも伝わっていれば嬉しく思います。
命のバトン浜松.第8回定期講習会報告
 10月12日(日)13時から命のバトン浜松.第8回定期講習会を開催しました。

 今回は、家庭内における子どもの事故予防と乳児の心肺蘇生法と窒息解除法。受講者さんは、愛知県からお子さんと一緒にお越しくださいましたお母さん(遠くからありがとうございます)
 家庭内における子どもの事故予防は、子どもの死因の第一位は不慮の事故というところから、お風呂・ベランダ・洗濯機・台所の事故予防のポイント、コイン型電池誤飲・歯ブラシ中の事故について、ディスカッションしながらお話しさせていただきました。受講者さんからもいろいろなお話しも聞けて私たちも学ばせていただきました。

 休憩をはさんで乳児の心肺蘇生法と窒息解除法の実技。マネキンは1人1体で胸骨圧迫・人工呼吸、窒息解除法は、マネキンに異物を入れて胸部圧迫と背部叩打を交互に繰り返して出るまで手技を繰り返し練習していただきました。マネキンと実際のお子さんでは、重さも感覚も違いますが、それを感じ取っていただけたようてす。

 今回の講習会は、市内のあちこちで秋祭りだったこともあり、参加者は少なかったですが、少ない分、マネキンも1人1体でじっくり手技もできましたし、講習会は受講者さんが受け身になりがちですが、受講者さんと顔の見える距離でお互いに
ディスカッションしながら進めることができました。
 
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代表、子どもの事故予防について解説中。

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 胸骨圧迫。後ろでお子さん熟睡中

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 窒息解除(背部叩打)

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 マネキン1人に3体!?