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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
大型ショッピングセンターからの119番通報
 浜松市には、郊外を中心に大きなショッピングセンターがいくつもあり、人もたくさん来ます。もし、ショッピングセンターの中で人が倒れていたり、けがや体調を崩して苦しんでる方がいたら携帯電話から119番通報。そう思う方は、多いと思います。

 大型ショッピングセンターで急病人やけが人に遭遇したら、119番通報する前に近くのショップにいる従業員の方を呼んで助けを求めてください。こういった施設では、施設を管理してる部門もしくは防災センター等から119番通報することになってるところがほとんどです。目の前で人が倒れた・苦しんでいるのに何で自分から通報しちゃだめなの?と思うでしょうが、施設内から携帯で119番通報しても、どこからかけているかの発信地特定できても、施設の何階のどこにいるのかまでは分かりませんし、救急車もどこに着けてどこから現場まで向かえばいいですか?となります。そのため、施設の従業員から防災センター等に急病人発生の連絡をすることにより、警備員もどこに急病人がいるかもわかり、関係者が現場に急行するとともに救急車をどこに着けてもらうかや現場までの最短距離での救急隊員の誘導が可能になります。エレベーターもストレッチャーが入るタイプと入らないタイプもあるため、施設側の現場までの誘導は、とても大切です。

 もし、近くに従業員が見当たらなくて自ら119番通報した時は、近くにいる人に館内のインフォメーション等、必ず従業員がいるところまで走ってもらい、119番通報した旨と急病人がどこにいるかを伝えてください。
 
 また、119番通報するほどの症状でなくても、近くにいる従業員を呼んで対応してもらってください。車いす等での迎え等、施設側で対応してくれます。
 
 施設によって対応が異なるところもあるかもしれませんが、ショッピングセンター内で急病人と遭遇した時は、近くにいる従業員を呼んで対応してもらい、従業員に協力して応急手当や手を差し伸べることが大切だと思います。

 
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