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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
助ける・助けないの選択
 ご存じの方も多いと思いますが、横浜で踏切内に倒れていた男性を救助した女性が列車にひかれて亡くなる事故がありました。国・県・市から亡くなった女性を表彰するとニュースで報道されていました。

 一般市民の善意の救助活動は、勇気がいることですし、なかなかできることではありません。しかし、自分の安全が確保できていない・できない状況下では、手を出さないことも一つの選択肢です。
 踏切内であったら、まず非常ボタンを押す。これが一般市民にできる安全が確保された状態下での救助活動と言えますし立派な救助活動です。踏切警報音が鳴ってるのに非常停止ボタンを押しても間に合わないのでは?と思うかもしれませんが、非常ボタンを押すことによって、接近してる列車に信号を通して警告が発せられますので、踏切に最接近している列車のスピードを落とすことは可能ですし、後続列車は抑止されます。消防の救助活動でも、必ず列車が救助現場に接近していない、停まってる、架線の電源が切れていることが確認されるまで、現場に入ることは絶対にしません。救助のプロはここまで徹底してます。

 一般市民の善意の救助活動もプロと同じで「けがをしない、命を落とさない」人を助けたいという強い信念だけが強すぎると、目の前の事象だけしか見えずに慎重さに今一つ欠けてしまいます。人を助けるということは、自分がけがをせずにいられて初めて成り立つものです。

 街中で人が倒れていて自分が何かしなきゃと駆け寄る。こういう時は、目の前の倒れてる人がいる事象しか見えてません。周りは、やじ馬がいたり、危険な因子があるかもしれません。こういう時こそ、自分が舞い上がることなく、落ち着いて周りがどういう状態にあるか?を見て、自分の安全を確保しつつできることをする。何もできなかったとしても自分を責めない、これが一般市民の救助活動の基本であると考えています。

 
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