昨日、毎年、普通救命講習を受講している方が、交通事故現場に遭遇したそうです。人が倒れていて出血もかなりあったようですが、すでに警察官がいたので、その方は何もせず通り過ぎたそうです。この時点では救急車は到着していなかったと。
警察官がいるから必ずしも応急手当がされてるとは限りません。出血がかなりあったとしても、傷病者へ取りつくための感染防御、状況確認の方法が現行の救命講習で必ずしも満足に学べているわけではありません。限界もあります。声はかけたいけど傷病者に取りつく勇気と自信がないのは、仕方ないと感じました。
心肺蘇生法も重要ですが、勇気を出して声をかけましょうと指導者側が伝えても、受講する側からしたら、声をかけることはできても、こういう場合はどうしたらいいの?この場合は?等、傷病者や現場の状況等、具体的な対応が、救命講習のカリキュラムの中では時間が割けないのも事実。一般の方は心停止より、心停止ではない場面に遭遇する方が多いと思います。これからは、心肺蘇生法に特化と心肺停止でない時の対応に特化と分けた講習が必要だと感じます。
例えば、普通救命講習は、心停止に特化した内容。上級救命講習は、心停止と心停止でない時の対応と状況判断能力の向上に特化した内容にする。
傷病者への取りつき度とCPR実施率は、同じだと思います。バイスタンダーが傷病者へ取りつかなければ、CPRにもつながりません。傷病者への取りつき度を高めるには、人工呼吸時の感染防御手段だけでなく、出血時の感染防御手段や救助者と要救助者の安全確保、119番通報のポイント等々をもっと深めることが大切です。現場の状況によっては、自分の安全が確保できなければ手を出さない方がいい場合があることも含めて。
傷病者への取りつき度=実行力になってきます。実行力が上がればバイスタンダーCPR率も上がってくるだけでなく、通報内容も的確になり、消防が現場に必要な力を投入する判断や時間も早まります。市民レベルで求め過ぎと言われるかもしれませんが、救命講習を定期的に受講する方や意識の高い方は、傷病者と遭遇した時にバイスタンダーとして心停止だけでなく、心停止でない時も対応できる実行力を求めてる、そんな気がします。
私たち、命のバトン浜松の講習も、傷病者への取りつき実行力が少しでも上がる講習会の内容にしていかなければと改めて感じました。
警察官がいるから必ずしも応急手当がされてるとは限りません。出血がかなりあったとしても、傷病者へ取りつくための感染防御、状況確認の方法が現行の救命講習で必ずしも満足に学べているわけではありません。限界もあります。声はかけたいけど傷病者に取りつく勇気と自信がないのは、仕方ないと感じました。
心肺蘇生法も重要ですが、勇気を出して声をかけましょうと指導者側が伝えても、受講する側からしたら、声をかけることはできても、こういう場合はどうしたらいいの?この場合は?等、傷病者や現場の状況等、具体的な対応が、救命講習のカリキュラムの中では時間が割けないのも事実。一般の方は心停止より、心停止ではない場面に遭遇する方が多いと思います。これからは、心肺蘇生法に特化と心肺停止でない時の対応に特化と分けた講習が必要だと感じます。
例えば、普通救命講習は、心停止に特化した内容。上級救命講習は、心停止と心停止でない時の対応と状況判断能力の向上に特化した内容にする。
傷病者への取りつき度とCPR実施率は、同じだと思います。バイスタンダーが傷病者へ取りつかなければ、CPRにもつながりません。傷病者への取りつき度を高めるには、人工呼吸時の感染防御手段だけでなく、出血時の感染防御手段や救助者と要救助者の安全確保、119番通報のポイント等々をもっと深めることが大切です。現場の状況によっては、自分の安全が確保できなければ手を出さない方がいい場合があることも含めて。
傷病者への取りつき度=実行力になってきます。実行力が上がればバイスタンダーCPR率も上がってくるだけでなく、通報内容も的確になり、消防が現場に必要な力を投入する判断や時間も早まります。市民レベルで求め過ぎと言われるかもしれませんが、救命講習を定期的に受講する方や意識の高い方は、傷病者と遭遇した時にバイスタンダーとして心停止だけでなく、心停止でない時も対応できる実行力を求めてる、そんな気がします。
私たち、命のバトン浜松の講習も、傷病者への取りつき実行力が少しでも上がる講習会の内容にしていかなければと改めて感じました。
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