私の経験から、すり傷で「薬を塗ってください」「頭が痛いので痛み止めありますか?」と言われる方が結構います。すり傷と頭痛は一例ですが、応急手当は、基本的に救急隊に引き渡す、医療機関を受診するまで症状を悪化させないようにするものです。仮に薬を持ってたとしても、傷病者に薬を塗ったり、飲み薬を渡したりすることはできませんし、してはいけません。
けがであれば、水で洗い流しガーゼをあて固定する位までです。例えば、どうしても傷口に薬を塗ってほしいと懇願され、持っていた薬を塗ったとしましょう。その方は、病院を受診しました。診察した医師は、何でこの薬を塗ってきたの?となるかもしれません。飲み薬も同じです。頭が痛いので頭痛薬ください。持ってた鎮痛剤を渡しました。その渡した薬がその方に合ってる薬という確証はどこにありません。もしかしたら、服用してはいけない鎮痛剤かもしれません。
応急手当の範疇で、傷病者の既往歴や食べ物・薬のアレルギー有無を聞くことは、難しいかもしれません。
けがや身体症状がでる心当たりを聞き、医療機関の受診が必要か?応急手当をして様子を見るか?と適切な応急手当が大切になってきます。どうしても薬を塗ってほしい、飲み薬をほしいと言う人には「私は医師ではないので薬を塗ったり渡すことはできませんので必要でしたら病院を受診してください」と毅然とした態度で伝えましょう。病院に行く程でなければ、近くの薬局で薬剤師に症状や状態を伝えて適切な薬を選んでもらうのも一つの方法です。
救急隊も病院に搬送するまでの間、傷病者に薬を塗ったり飲み薬を渡して飲ませたりということはしません(救命救急士の特定行為を除く)
けがや頭痛等の症状が出る可能性の高い野球・サッカーといったスポーツクラブ、野外で活動することが多い団体やサークルで救急箱を用意されてる所も多いかと思いますが、今一度、救急箱の中身をチェックされてはいかがでしょうか?よかれと思って塗った薬、飲ませた薬で、薬の副作用がでて後から訴えられるといったこともなきにしもあらずです。
けがであれば、水で洗い流しガーゼをあて固定する位までです。例えば、どうしても傷口に薬を塗ってほしいと懇願され、持っていた薬を塗ったとしましょう。その方は、病院を受診しました。診察した医師は、何でこの薬を塗ってきたの?となるかもしれません。飲み薬も同じです。頭が痛いので頭痛薬ください。持ってた鎮痛剤を渡しました。その渡した薬がその方に合ってる薬という確証はどこにありません。もしかしたら、服用してはいけない鎮痛剤かもしれません。
応急手当の範疇で、傷病者の既往歴や食べ物・薬のアレルギー有無を聞くことは、難しいかもしれません。
けがや身体症状がでる心当たりを聞き、医療機関の受診が必要か?応急手当をして様子を見るか?と適切な応急手当が大切になってきます。どうしても薬を塗ってほしい、飲み薬をほしいと言う人には「私は医師ではないので薬を塗ったり渡すことはできませんので必要でしたら病院を受診してください」と毅然とした態度で伝えましょう。病院に行く程でなければ、近くの薬局で薬剤師に症状や状態を伝えて適切な薬を選んでもらうのも一つの方法です。
救急隊も病院に搬送するまでの間、傷病者に薬を塗ったり飲み薬を渡して飲ませたりということはしません(救命救急士の特定行為を除く)
けがや頭痛等の症状が出る可能性の高い野球・サッカーといったスポーツクラブ、野外で活動することが多い団体やサークルで救急箱を用意されてる所も多いかと思いますが、今一度、救急箱の中身をチェックされてはいかがでしょうか?よかれと思って塗った薬、飲ませた薬で、薬の副作用がでて後から訴えられるといったこともなきにしもあらずです。
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