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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
やけどの応急手当・その1
 今日から数回に分けてやけどの応急手当についてお話しします。

 ニュースで報道されてますが、福知山市の花火大会で爆発事故が発生し、多くの方がやけどを負い、
亡くなられた方も発生する痛ましい事故がありました。重体で予断を許さない方もいます。重傷の方も
多くいらっしゃいます。やけどを負われた方の一日も早いご回復をお祈りします。
 夏休みもあと少しですが、屋内外で火を使う機会が多いと思います。予防から防げることはたくさんあります。
親だけでなく、周りも目を配ってあげてください。ちょっとした隙が一生悔いることになりかねませんから。

 今回は、やけどの程度と留意点についてです。
やけどが軽いか重いかは、やけどの深さと広さで決まります。

1.一番浅いやけどの場合(Ⅰ度 皮膚が赤くなる)
 •一番浅いやけどは、日焼けと同じで皮膚が赤くなり、ヒリヒリと痛みますが、水ぶくれ(水泡)はできません。
このような場合は、よく冷やしておくだけで、ほとんどは病院に行かなくても自然に治ります。

2.中くらいの深さのやけどの場合(Ⅱ度 水泡が出来る又は水泡が破れている)
 •中ぐらいの深さのやけどは、水ぶくれができるのが特徴です。
水ぶくれは、やけどの傷口を保護する役割があるので破いてはいけません。すぐに水で冷やした後に、
指先などのごく小さいやけどを除いては、ガーゼやタオルで覆って水ぶくれが破れないように気をつけて
できるだけ早く医療機関を受診してください。なお、水ぶくれが破けても薬などを塗ってはいけません。
ガーゼやタオルで覆いきれないような大きな水ぶくれになったときは、救急車を呼ぶことも考慮します。

3.最も深いやけどの場合(Ⅲ度 皮膚が白くなる)
•最も深いやけどは、水ぶくれにならずに、皮膚が真っ白になったり黒く焦げたりしてしまいます。
やけどがここまで深くなると、かえって痛みを感じなくなります。このようなやけどは治りにくく、手術が
必要になることもあるので、痛みがないからといって安心せずに必ず医療機関を受診してください。
やけどが大きい場合は、すぐに119番通報をしてから、流水で冷しながら救急車を待ちます。

 やけどの応急手当の基本は、まず冷やすことです。冷やしたあと、ガーゼ等で患部を保護し、医療機関を
受診してください。
 絶対にやっていけないことは、市販されてる塗り薬やアロエ(医者いらずとも言います)味噌といったものを
塗らないこと。アロエや味噌は、お年寄りが昔の知恵から言われることがあります。

 ※やけどの程度が次の場合は「重傷」であり、直ちに救急車を呼び、専門医の処置を受けてください。

 1.Ⅱ度のやけどで、体表面積の30%以上なやけど
 2.Ⅲ度のやけどで、体表面積の10%以上のやけど
 3.顔のやけどで、Ⅲ度以上のやけど又は鼻毛が焦げたり痰が黒色になっているやけど(気道熱傷)
 4.老人や乳児はやけどの広さが狭くても重傷となる場合がある
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