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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
放課後の学童
 小学校の授業が終わった後、家庭の事情ですぐ家に帰れなくて保護者の迎えを待つ間、子どもたちの過ごす施設が各小学校にあります。名前は、地域によっていろいろな呼び方があります。放課後児童会、学童クラブ等。

 意外と知られていないのが、小学校と学童は別物であり、管理しているところが行政の中でも違うことです。
ほとんどの小学校は、学校敷地内に学童の建物なり部屋がありますが、学校によっては、近くの公民館の部屋を間借りしてるところもあります。

 学童で子供たちがけがをしたり体調不良を訴えた時の対応を、副代表が学童の先生に聞く機会があり聞いてみたそうです。その小学校の場合、学童施設内の部屋の片隅にじゅうたんの敷いてある段になったところがあり、そこに寝かせて容態を観察して、保護者へ連絡しお迎えをお願いしたり、緊急時は、119番通報で救急車を要請し対応するそうです。学校にある保健室は、養護教諭がいれば使えるそうですが、保健室を使うとそこから先生が離れることができないので、そうなると学童に先生が戻れなくなる。学童の先生は、年に数回、緊急時の対応を含めた研修を受けてるそうです。最近は、突然嘔吐した子、けがをして傷口がパックリ開いて縫合の必要があった子の対応があったそうです。

 小学校と学童、一緒の敷地内にあるので、保健室等の施設も利用に制限ないと思っていましたが、そうではないことを初めて知り、学校の先生以上に学童の先生の責任の重さと大変さを知りました。学童施設内にベットを置いて保健室的な機能を持たせることは、難しいと思いますが、外傷の応急手当のできるガーゼや三角きん等の応急手当キット位は、備えておいた方がいいかなと感じました。

 命のバトン浜松で、学童の先生向け救急講習会。学童の立場としての参加は難しいと思いますが、個人的に学びたいと思う人は、多いと思います。心肺蘇生法だけでなく外傷の応急手当やシュミレーションを取り入れたものを企画したら、受講してくれる人いるのかなと考えてます。

  


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