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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
お餅による窒息
お餅を詰まらせてのニュースです。

餅を詰まらせ20~80歳代の3人救急搬送、2人が重体…東京都内
https://news.yahoo.co.jp/articles/8817ac9744ea2481cb194aadad3661e2800b3f1b

【元日】餅をのどに詰まらせ90代男性死亡、消防が注意呼び掛け
https://news.livedoor.com/article/detail/23474507/

お餅を詰まらせての窒息は、高齢者が多いのが特徴でしたが、東京では20代の方のお餅による窒息もあり、お餅に限らず食べ物を詰まらせての窒息は、全年齢で注意しなければいけません。

お雑煮も地方によっていろいろありますが、お餅がそのまま入っているところがほとんどかと思います。
子どもは、歯がはえ揃ってなくてうまく噛み切れない、高齢者は、飲み込む力が落ちている、義歯等、よく噛めず飲み込みづらいのもあります。
ディサービス等の介護施設では、食事の前に口を動かす等の体操的なことをしているところもありますが、ご家庭でそれを実行するのは家族の理解がないと難しいと思いますが、ご家庭でもできるなら予防の一つとして有効だと思います。

調理方法も大事ですが、ゆっくり急がず食べる、高齢者は噛める範囲でよく噛む、お茶等、飲み物も適宜飲みながら食べることも大事です。

食べ物を詰まらせた(かも)と思った時、周りができることは、まず119番通報です。

食事中に急に顔色が悪くなる、黙ってしまう等、前後に何をしていたかになりますが、特に食事中は食べ物を詰まらせたかも!?と疑ってください。

私や家族、周りでそんなことは起きない(だろう)ではなく、起こるかも知れないこと、起きた時に何もできないより、少しでも予防策やいざという時にできることを知っておくこと、それが応急手当です。

窒息時の対処法は、反応がある時と反応がない時では違います。
少しでも興味をもった方は、救命講習を受講してください。


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