AEDとっさに使える? 広がる設置、使用基準に課題も | 岩手日報 IWATE NIPPO
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/1/6/43099
皆さんの自宅や職場等、近くにあるAEDの場所は知ってますか?と聞くとほとんどの方が「知ってます」と言っていただける位、設置数が増えてきたことは、嬉しい反面、そのAEDが24時間365日いつでも取り出せて使うことができますか?と聞くと「どうだったかな?夜や休日は、閉まってて出せないかも・・・」という方が多いです。
弊会では、今回の件が起きる前からブログやFacebookでこの問題について幾度となく取り上げてきました。
AEDの普及や設置が進んだ反面、AEDが設置されている場所が夜間や休日等でAEDを取り出すことができない、加えて施設やお店・会社等に設置されているAEDを敷地外へ持ち出して使うことが許可されている所といない所があるといった現実が改めて浮き彫りとなりました。
講習では「あなた、AED持ってきてください」と言えば、必ずといっていい程、誰か持ってきてくれます(トレーナーですが)
実際、救命のためにAEDを取りに行きましたが、今回のケースのように店の敷地外に持ち出すことが想定されていなければ、責任者の許可を得なければならないと貸し出しに躊躇するのはやむを得ないと考えます。
AEDを持ち出して使用した場合、使用したパッド等の消耗品の交換費用は、誰が負担するのか?という話しにもなります。
施設やお店等に設置してあるAEDを敷地内で使用したのであれば、消耗品の費用負担で揉めることはないと思いますが、私たちが調べた中で、AEDを設置してある会社が救命のために敷地外にAEDを持ち出して使用しても消耗品費は、会社で負担するという所もありましたが、設置されている施設外で使用した場合の取り決めやルールを周知している所は、少ないのではないでしょうか?
最近は、建設や道路工事現場の事務所の近くにAEDBOXを設置して緊急時には誰でも使って下さいという現場が増えています。
浜松市内の一部の県立高校では、正面玄関の外の壁面にAEDBOXを設置して夜間や休日でも持ち出せるようになってる所もあります。浜松市内の消防団庁舎の外壁にもAEDが設置されています(市内全てではありませんが、順次設置されています)
AEDを設置している施設・お店・会社等の管理者は、AEDを使える(持ち出せる)時間帯や曜日の明記、使用する場合は、敷地内だけなのか?敷地外への持ち出しは可能なのか?敷地外で使用した場合の消耗品交換の費用負担について取り決めも含めて考えておく必要があります。
AEDは設置したらそれで終わりではありません。定期的なメンテナンスや消耗品の交換も含めて、いざという時に使えるようにするために大切なことです。
今後は、設置してあるAEDの使える・持ち出せる時間帯や曜日、持ち出せない時間帯や曜日の明記(AEDマップや施設内外への掲示等)や、敷地内での使用・敷地外での使用の有無や費用負担も含めて取り決めやルール作りとともに、救命のためにAED借りにいったら断られた・持ち出して使ったら費用負担を求められた等、使うことに躊躇する人がでることのないようにフォローや取り組みが必要と考えています。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/1/6/43099
皆さんの自宅や職場等、近くにあるAEDの場所は知ってますか?と聞くとほとんどの方が「知ってます」と言っていただける位、設置数が増えてきたことは、嬉しい反面、そのAEDが24時間365日いつでも取り出せて使うことができますか?と聞くと「どうだったかな?夜や休日は、閉まってて出せないかも・・・」という方が多いです。
弊会では、今回の件が起きる前からブログやFacebookでこの問題について幾度となく取り上げてきました。
AEDの普及や設置が進んだ反面、AEDが設置されている場所が夜間や休日等でAEDを取り出すことができない、加えて施設やお店・会社等に設置されているAEDを敷地外へ持ち出して使うことが許可されている所といない所があるといった現実が改めて浮き彫りとなりました。
講習では「あなた、AED持ってきてください」と言えば、必ずといっていい程、誰か持ってきてくれます(トレーナーですが)
実際、救命のためにAEDを取りに行きましたが、今回のケースのように店の敷地外に持ち出すことが想定されていなければ、責任者の許可を得なければならないと貸し出しに躊躇するのはやむを得ないと考えます。
AEDを持ち出して使用した場合、使用したパッド等の消耗品の交換費用は、誰が負担するのか?という話しにもなります。
施設やお店等に設置してあるAEDを敷地内で使用したのであれば、消耗品の費用負担で揉めることはないと思いますが、私たちが調べた中で、AEDを設置してある会社が救命のために敷地外にAEDを持ち出して使用しても消耗品費は、会社で負担するという所もありましたが、設置されている施設外で使用した場合の取り決めやルールを周知している所は、少ないのではないでしょうか?
最近は、建設や道路工事現場の事務所の近くにAEDBOXを設置して緊急時には誰でも使って下さいという現場が増えています。
浜松市内の一部の県立高校では、正面玄関の外の壁面にAEDBOXを設置して夜間や休日でも持ち出せるようになってる所もあります。浜松市内の消防団庁舎の外壁にもAEDが設置されています(市内全てではありませんが、順次設置されています)
AEDを設置している施設・お店・会社等の管理者は、AEDを使える(持ち出せる)時間帯や曜日の明記、使用する場合は、敷地内だけなのか?敷地外への持ち出しは可能なのか?敷地外で使用した場合の消耗品交換の費用負担について取り決めも含めて考えておく必要があります。
AEDは設置したらそれで終わりではありません。定期的なメンテナンスや消耗品の交換も含めて、いざという時に使えるようにするために大切なことです。
今後は、設置してあるAEDの使える・持ち出せる時間帯や曜日、持ち出せない時間帯や曜日の明記(AEDマップや施設内外への掲示等)や、敷地内での使用・敷地外での使用の有無や費用負担も含めて取り決めやルール作りとともに、救命のためにAED借りにいったら断られた・持ち出して使ったら費用負担を求められた等、使うことに躊躇する人がでることのないようにフォローや取り組みが必要と考えています。
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