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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
共通の認識を持つことの大切さ
 学校、幼稚園、保育園、こども園、子育て支援で子どもを預かる場所であってはいけないことですが、お子さんの体調が悪くなった、いつもと様子がおかしい。そういった場面に直面した時に職員やスタッフ同士の連携や対応についてマニュアル化してるところもあると思います。実際にマニュアル通りに動けるか?検証することが大切ですが、マニュアルだけでなく、普段から職員個々が基本的な対応をしっかりと認識している、意識して行動している、徹底されてることがマニュアル以上に大切です。

 職員やスタッフ個々の経験や勘も大事ですし、昔取った杵柄とやらで頼りにするところも大きいですが、ご紹介した記事のように何かおかしいと感じたり迷った時にすぐ相談できる、すぐ119番通報できること。ここは大きいと思います。
 園や施設によっては、看護師がいるところも多いですが、何かあったら看護師がいてくれるから大丈夫ではなく、職員やスタッフ個々が共通の認識を持って、それが徹底されていることが子どもの命のを守ることに繋がります。

 園や施設の職員、スタッフ向け講習は、心肺蘇生法講習を年に1~2回受けてよしとしているところも多いですが、心肺蘇生法は、いわば最悪の状態になった時に行なう手技です。保護者に連絡取って確認してからにしよう、お迎えに来るまで様子を見よう、救急車を呼ぶと大事だし保護者から何か言われたり周りの目もあるから・・・と気にしたり躊躇するかもしれませんが、心肺蘇生法をする事態にならないためには、何が大事かということを記事を通して改めて感じました。

【タウンニュース秦野版】 ひまわり保育園 保育士の決断が命救う 園の判断で救急要請
https://www.townnews.co.jp/0610/2018/02/09/418778.html
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