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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
チャイルドシート装着の重要性
 1/25に当会のFacebookにアップした記事の反響が大きいため、ブログに再掲させていただきます。

 静岡県内にお住いの子育て中のママが実際に見て感じたことをご紹介します。以下、原文のまま。

 我が家は徒歩2分の所に小学校があり、徒歩1分の所に保育園がある。そしてその反対方向にまたまた徒歩1分でコンビニがあるんだけど・・・
先日、おさぼりして夕飯のサラダをコンビニへ買い物に行った帰り、コンビニの角の一時停止の交差点で一時停止をせずに私にぶつかりそうになった原付が!その原付のステップには保育園から帰ってきたのであろう子供が立っていた。

 家庭の事情で原付でお迎えに行かないといけない家庭もあるんだろうけど、それならそれで安全運転すべきじゃないの?
一時停止を無視して事故になっ場合、もし転倒したら ヘルメット被ってない子供は、最悪の場合頭打つよね。親としてその事は考えているんだろうか・・・。

 保育園に向かう車、保育園から出てくる車を見ていると、結構チャイルドシートに座らせていない車も見る。チャイルドシートどころか、シートベルトをしておらず、立っている子もよく見る。

それを良しとしている親は子供の命をどう考えているのだろう・・・
それを良しとして育った子供は、将来どんな車生活を送るのだろう・・・
そんな事を考えきっかけとなった出来事だった。原文ここまで。

 上記のような光景を見たことがある・私も何回かそんなことがあったという方は多いのではないでしょうか?
 原付の事例は、初めて聞きましたが、浜松市内の朝夕の保育園等への送迎等で走行中の車の中で運転席と助手席の間に子どもが立って運転中のお母さんと喋ってるのは、よく見ます。
 考えてみてください。お子さんが運転席と助手席の間に立って運転してるお母さんと楽しくお喋りしてます。もし、お母さんが「危ない!」と急ブレーキを踏んだら、お子さんは咄嗟に逃げたり危険を回避する動きができますか?ほぼ間違いなくフロントガラスを突き破って車外放出します、車外放出に至らなくてもはずみでカーナビーやエアコン操作パネル等に頭や顔をうちつける可能性もあります。急ブレーキでなくてもブレーキ踏んだはずみで立ってる子どもがバランス崩したら怪我をするかもしれない。現実に十分起こり得ることなのです。
 過去に浜松市内でワンボックス車のリヤシートをフラットにした状態でハッチバックドアが開いていることに気づかず子どもを送迎中、子どもが走行中の車から車外へ転落する事故がありました。
ご自分の子どもなら「自分が悪かった」で済むかもしれませんが、他人の子どもも乗せてたらどうでしょうか?

 チャイルド2
 
 原付のステップに子どもを立たせている。もし、人や車がこの原付にぶつかったらどんなことが考えられますか?ヘルメットもかぶってなければ頭部外傷は免れないでしょうし、衝突の衝撃で飛ばされてしまうかもしれない。
そもそも原付で2人乗りは許されていません。
 チャイルドシート装着は、運転手や保護者の努力義務ではありません。法的義務です。法的義務を守らず事故になれば「ちょっとの距離だから」とか「子どもがぐするから」といった言い訳は、通りませんし、実際に事故は、そうした時に起きることが多いです。
 チャイルドシート未装着での事故の場合、事故内容によっては子どもが搬送された病院の医師から「虐待」として児童相談所へ通告するケースもあるそうです。

 チャイルド1

 静岡県内で発生した子どもの交通事故で重篤な状態の子どものほとんどは静岡県立こども病院に救急車だけでなくドクターヘリでも搬送されます。
 私たちの講習会で、こども病院の小児集中治療医がチャイルドシートやヘルメットをしっかり装着していたことで守られた子どもの命、未装着で事故に遭い懸命な治療もむなしく短い生涯を終えた子、一命は取り留めたものの重い障害を負ってしまった子の事故事例のお話しをされます。
いつも安全運転だから、そんなこと起きるわけないと決して思わないでください。

 チャイルドシートやヘルメットをきちんと装着していても避けられない事故もあります。朝夕の忙しい時間や楽しいお出かけの時にぐずってチャイルドシートに座ってくれず親が根負けしてしまうこともあると思いますし、座らせてる時間がもったいない・走りだしてからでもいいやという気持ちになってしまうのも分かります。
 講習会でこの話しをした時「そんなこと言われたっていつも素直に座ってくれるわけない」と参加者から言われ睨まれたこともあります。
 未装着で事故に遭ったら、子どもだけでなく親や周りも悲しみ、後悔や自責の念をずっと引きずっていくことになります。

 当会のブログ・FBはじめ講習会でチャイルドシートの重要性は、幾度となくお伝えしていますが、チャイルドシートに座らせなければいけない年齢のお子さんをお持ちの親御さんは、正しい装着方法も大事ですが、チャイルドシートにしっかり座ってベルト締めないと車は動かないということをお子さんに知ってもらうことが、子どもが進んでチャイルドシートに座ってくれる近道だと思いますので親御さんだけでなく、皆さまの周りの方にもそうしたことをお伝えいただくことで、悲惨な事故を少しでも減らすことに繋がっていくと思います。
「大切な子どもの命、みんなで守っていきましょう」

 チャイルド3
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