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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
AHA.BLSヘルスケアプロバイダーコースを開催しました
 1月24日(日)浜松市内でAHA.BLSヘルスケアプロバイダーコースを開催しました。前日からの大寒波もあり、当日の天候や交通情報も気にしてましたが、風と寒さは強かったものの、無事開催することができました。

 今回も公募コースではなく、受講希望者さんのリクエストによる開催。同じ職場で働く看護師さん2人でした。開催時間は、10時~16時。朝も早くなく、終わる時間も夕方前。コース中、お昼ご飯の時間は設けてませんが、途中の休憩で軽く食事をしてコースを進めていきます。

 当会のコースは、少人数制でマネキン1人1体、ポケットマスクも貸し出します。マネキンの順番待ちもないので、何もしていない時間はないことも受講者のモチベーションの維持に繋がります。
 AHAコースは、レッスンマップに沿って進められますが、当会のコースは、各パートごと質問の時間をしっかり取っています。受講生がテキスト見ながら怪訝な顔をしてないか?等、インストラクターが目配り・気配りを欠かしません。当会以外で受講された方から「インストラクターや周囲の雰囲気で質問しづらかった」という話しも聞きます。質問しやすい環境も大事ということで、適度な緊張感とアットホームさを出せるように心がけています。

 BLSコースや救命講習は、反応・呼吸・脈無しが前提なので、意識はないけど呼吸はある等、心停止でない時は、どうしたらいいのか?という疑問をもつ方も少なくありません。今回もそうした質問が多く出て、補助呼吸の部分等、心停止でない時は、何をするのか?を時間をとってお話しさせていただきました。

 AEDパットの位置を間違えて貼ってしまった時の対応、心臓をはさむように貼ってあればいいのですが、そうでない時はどうしたらいいか?なかなかレアケースですが、練習ではこういったことを考えてもらういいきっかけになります。実際のパッドだったらはがすのが難しいよね、1組しかパッドがなかったらどうしよう?そんなことも考えてもらい、音声メッセージをしっかり聞いて手が先に動くことがないように落ち着くことをお話しさせていただきました。

 実技は、同じ職場の同僚同士ということもあって、声掛けともにチームワークはバッチリでした。実技と筆記試験、お二人とも合格です、おめでとうございます。

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AEDパッド貼ります!胸骨圧迫、続けます!と声かけあってます。

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乳児の2人法の胸骨圧迫。

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想定は、山小屋で食事中に後ろで誰か倒れました。二人で協力して蘇生します。

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