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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
活動してきて思うこと。
 命のバトン浜松を立ち上げてから、まずは団体やサークルさんに知ってもらおう。今日まで子育て支援団体・サークル交流会等への参加や定期講習会・出張講習会でお伺いさせていただいた先でバトン活動や講習会の紹介をしてきました。

 その中で聞かれる多くの言葉「うちも講習会受けたいです、でもお金かかるならいいです」「うちの子はそんなことにならないから大丈夫」他にもいろいろありますが、応急手当の講習は、自分に必要なら受けるけどそうでなければ関心はほとんどないか薄いです。
 定期講習会に来てくださったお母さんの体験談を聞くと、大きな事故にはならなかったけど、その時は頭の中が真っ白になって何をしていいか分からなかった。講習会を受けていると、いざという時にそれなりに体は動くし何かしなきゃいけないと思います、そういう声をたくさん聞きます。
 お孫さんと一緒に来たおばあちゃんが「自分が子育てしてる時はヒヤッとしたことがたくさんあったけど、それは運がよかったのではなく、日頃から予防できることはしっかりやっていざという時の応急手当の方法を講習会で定期的に受けておく大切さを実感しました」という声もいただきました。

 子どもの事故予防・応急手当、特に応急手当はすることがないのが一番です。乳幼児健診の際に子どもの事故予防や心肺蘇生法を話すと、出産と子育てで精神的にナーバスになってるお母さんもいるので別の講座の中に組み入れてさらっと話すだけということをしているところもあると聞きました。健診等で保健師さんから事故予防のお話しを聞いたり、チャイルドシートはJAFさんが積極的に講習会をされてますので、少なからず子どもの事故予防って大事だねって思う方がほとんどだと思います。
 
 こうした講習会を受けておくことは、大事なことです。「いざという時は、救急車を呼べばいい」「病院に行けば何とかしてくれるでしょ?」そのいざという時に救急車を正しく呼べますか?実際、救急車早く来てとパニックになり叫ぶだけで電話を切ってしまう方も多いそうです。
 心肺蘇生法と物をのどに詰まらせた時の窒息解除法、救急車が到着するまでに心肺蘇生法・窒息解除ができる・できないで予後が大きく変わること。予防から救急車が到着するまでの応急手当は、私たち市民が頑張らなければいけないところです。

 特に応急手当は、何も知らなければ、いざという時は、もっとわかりません。そのいざは、突然目の前にやってきます。
その時「○○で受けた講習会でこうしてくださいって言ってたな」何も知らないより知ってた方が絶対にいいのです。
 子どもの死亡原因の第一位は「不慮の事故」です。そのいざがないことがいいのですが、目の前で起きた時にどうするかを考えて準備しておくことは、決して無駄なことではないと思います。
 講習会って話しばかり?実技はどんなことやるの?時間がかかるよね?応急手当って間違ったことしたら訴えられない?いろいろな不安があると思います。私たちは、定期講習会だけでなく、受講者さんのニーズに応じた講習会のご提案もしています。

 ご相談やお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームからどうぞお気軽にご連絡ください。
http://my.formman.com/form/pc/X108qkwF4VN1sPZh/
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