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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
命のバトン浜松.第10回定期講習会報告
 2月15日(日)第10回定期講習会を舞阪協働センターで、静岡県立こども病院.小児集中治療センター.植田育也先生を講師にお迎えし「みんなで守るこどもの命」事故・病気の予防から救命治療までをテーマに開催しました。
 
 植田先生にお越しいただくのは、今回が3回目です。
参加者は、大人2名、小学生2名の計4名。今回も浜松市内だけでなく、愛知県新城市からお越しになられた方もいて、私たちの講習会の周知に頑張ってくれた全ての皆さまに感謝です。今回私たちの講習会受講者で最高齢の78才のおばあちゃんです。以前、ブログでご紹介させていただきましたが私たちの活動を新聞で知って問い合わせてくれた方、何かあった時、自分でできることがあればぜひ知りたいと意識の高い方です。

 講習会が始まる前、会場の施設に小学生が血だらけで泣きながら入ってくるのを代表が発見しました。そもそも講習会前に代表が何で部屋から出てるんだ!?とお叱りを受けそうですが、参加者が2人だったので誰か来てくれないかな~と外へ様子を見に行ってました。施設の方も救急箱は出してきたものの慌てていたこともあり、すぐ部屋に戻りけが人がいることを伝え、開始を遅らせて、植田先生も子どものそばに駆けつけて泣いてる子を落ち着かせてくださいました。鼻出血と手と足にすり傷と出血があったので止血と傷口をガーゼで保護しました。自転車に乗っていて自己転倒したけがでしたが、ヘルメットをしっかりかぶって自転車に乗ってたことで頭はしっかりと守られました。施設から保護者に連絡をいれてもらい、すぐお母さんが迎えに来て引き渡して対応を終えました。
 
 副代表の司会進行のもと、開会のあいさつ、命のバトン浜松、本日の日程、会場内の諸注意事項の説明の後、植田先生の講演が始まりました。植田先生曰く「人数が少ない方が熱くなります」との言葉通り、年齢別の死亡率、P-ICUの生い立ちから現状、P-ICUと地域医療機関を広域搬送で結ぶ地域システムの構築や「救命の連鎖」から始まる予防が重要であること、チャイルドシート、自転車ヘルメット着用の大切さや安全のネグレクトと、市民向けに分かりやすく内容も幅広く、自らの臨床経験での体験と、事故予防といざという時の対応を学ぶ講習会の大切さをお話ししてくださいました。
 特に自転車ヘルメット着用の大切さは、講習会の前にあった出来事でしっかりと参加者に伝わったと思います。

 休憩をはさんで、マネキン1人1体で乳児の心肺蘇生法と窒息解除法の実技を練習していただきました。
代表が蘇生法の手順をスライドを使って説明、子どもは、呼吸が原因で心停止になることがほとんどなので人工呼吸の重要性、胸骨圧迫は、強く早くしっかり戻すことを強調しました。
 窒息解除法では、マネキンの口に異物を入れてマネキンの胸をしっかり押す・背中を強くしっかりたたくことを強調しました。 実技練習が終わった後も、先生への積極的な質問も多くでて、予定時間をオーバーしましたがほぼマンツマーン講習会でした。

 ここでご報告があります。
 植田先生は、3月いっぱいで静岡県立こども病院を退職され、埼玉県内の病院で小児集中治療センター(P-ICU)立ち上げのため異動されることになりました。そのお話しを聞いた時は、正直ショックを受け、先生ともっと一緒に活動したかったと思いました、今回が先生の講演は最後となりましたが、埼玉へ異動されても命のバトン浜松の顧問として私たちのご指導をはじめ定期講習会への講師としての参加もしてくださるとのことで、次に先生にお越しいただける時は、違ったお話しを聞けるとそれも楽しみです。名も知らない実績もない私たちの団体に目をとめてくださり、ご都合がつく限り、浜松までお越しくださり、繋いでくださった先生のバトンは、静岡県立こども病院.小児集中治療センターの金沢先生が受け取ってくださり、植田先生の跡を引き継いでくださることも決まり、4月以降は、金沢先生にお越しいただいての講習会も予定しています。

 命のバトン浜松の定期講習会も昨年の2月から始めてほぼ毎月開催し、今月で1年経ちました。
昨年の2月、活動資金も乏しくチラシも作れずネットを中心に呼びかけを始めた講習会、定期講習会の開催するたびに楽しかったこと・苦しかったこと・悲しかったこと、泣いたこと、怒れたこと、いろいろありましたがあっという間の1年、それが今の活動の糧になってることを改めて実感しました。
 今回の講習会前のけが人への対応も、ご丁寧にお礼のお電話をいただきました。講習会を開催するだけでなく、応急手当の知識や手技を活かすことができました(本来あってはいけないことですが)

 これからも命のバトン浜松の定期講習会を自分たちが続けられる限り続けていこうと思います。そして私たちから伝えるだけでなく、私たちが伝えたことを伝えていく人も増やしていきたいと思います。

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 副代表の司会も板についてきました。

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 植田先生の講演(最初から熱く話されてました)

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 胸骨圧迫練習中(78才のおばあちゃんも頑張ってます)

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 講習会終了後に先生と一緒記念撮影。マネキン持って帰らないでくださいね(笑)
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