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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
今後の命のバトン浜松の活動について
 昨年末から、命のバトン浜松の新年度(4月から)の活動や方針をどうするか?いろいろと考えてきました。先週末、副代表と話し合ったことをお話しします。

 定期講習会を始めて今月で1年になります。定期講習会をほぼ毎月始めたことで、団体・サークル交流会でご縁をいただいた各種団体さんからの依頼講習も少しづついただけるようになりました。定期講習会は、少ない時は受講者1人ということもありましたが、意識の高い方を中心に少しづつリピーターも増え、静岡県立こども病院の植田先生にも2回、講師としてお越しいただきました、また活動拠点施設の地域コミュニティ団体の認定もいただくことができ、定期講習会の基盤を作ることができました。
 意識の高い方や団体さんには、それなりに事故予防や応急手当についてお伝えできたと思いますが、そうでない方に予防意識をもってほしいという想いがなかなか伝わらず、ネットやチラシ、報道機関への情報提供等、自分たちで考えられる周知方法を駆使しましたが、1年経った今、浜松市内での私たちの活動の認知度はほとんどゼロに近いものでした。
ブログ・フェイスブックを中心としたネットでの周知は、更新すると内容によりましたが、アクセス数は、ほとんど変わらず、会・講習会チラシも公共施設や子育て支援団体、商店等への掲示や配布・配架をお願いしましたが、快く置いてくれるところもあれば、お金を取る講習会のチラシは一切貼れませんという所等、反応はほとんどゼロでした。講習会もお金がかかるならちょっと・・・という方や団体も多く、受講してほしいために講習会を無料にしてやる必要があるのか?市内で認知度もほとんどないのに活動を続けていく意味があるのか?という想いだけが漂うようになりました。
 
不思議なことにそうした想いが漂ってる時に必ずといっていいほど、私たちの活動を新聞で見ました、ネットで見ました等、講習会のお問い合わせや依頼をいただきます。昨日、今月末に開催するBLS講習会の打ち合わせをした団体の理事の方は、講習会の企画を理事会で上申した時「命のバトン浜松って聞いたこともない団体に講習会を頼んで大丈夫なのか?」と不安の声があったそうですが、理事の方が私たちがどんな活動をしているかネット等で調べて、名前はあまり知られてないけどしっかり活動している団体だから大丈夫と思いましたとおっしゃってくれました。

 私たちの活動は、定期講習会だけでなく、AHA(アメリカ心臓協会)コースも開催しています。こちらも提携サイトのホームページをお借りしてご協力いただきましたが、申し込み者ゼロということがほとんどでした。打ち合わせの中で出張コースもできますよと少しお話ししたことで、来て開催してもらえるならぜひというお話しをいただきました。
 4月以降は、静岡県立こども病院の医師とさらに連携して事故予防や蘇生法だけでなく、子育てや日常生活の中で役立つ実践的な体験を取り入れた内容を共催という形で開催していきたいと計画しています。

 静岡県内で私たちのように子どもの事故予防や応急手当に特化した普及啓発をやってる団体はないという話しも聞きました。それにおごることなく、受講者が1人でもゼロでもいい、定期的にこうした講習会を開催している団体がある、自分たちが伝えられること、できることを意識が高い人だけに伝えることになっても続けていくこと、私たちの講習会を受講してくれた方が講習会で学んだことをいろいろな方に伝えていってもらうことが大切ということを先週末、教えていただくことができました。
 3月には、イベントの救護ボランティアと活動PRの場をいただくことができました。講習会開催だけでなく、自分たちの知識や手技を活かした活動も積極的に取り組んでいきます。

 知る人ぞ知ってるコアな団体が命のバトン浜松(笑)それでいいじゃない?そんな気持ちで気負わずこれからも頑張っていきたいと思います。命のバトン浜松をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。


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