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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
PA連携とは?
火災ではないのに救急車と消防車が現場に来ること、消防車も来ると火災か?と思ったことがある方が多いと思います。

浜松市では、通報内容に応じて救急車と消防車が同時出動するPA連携を取り入れています。
PAとは、Pがポンプ車、Aが救急車(アンビュランス)それぞれの頭文字を取ってPAといいます。


一般の救急要請であれば、救急車一台で出動します。
救急車は、3名の隊員が乗っていますが、現場の状況や傷病者の重症度によって救急隊の3名で対応できない場合が多々あります。それで取り入れられたのがPA連携です。
ポンプ車には、3~4名の隊員が乗ってます。現場にその4名が加われば、救急隊員は、傷病者の処置に専念でき、患者搬送補助や資機材搬送、現場の安全確保、場合によっては関係者からの状況聴取等をポンプ車の隊員に任せることができます。
交通事故の場合、事故車両からのオイルやガソリン漏れの処置、警察が到着するまで現場の安全管理も担当します。

浜松市は、消防車や救急車の出動に際して「直近方式」を採用しています。
現場から一番近い署所や距離にいる消防車や救急車を出動させることで現場への到着時間を最短にすることができます。
消防署所に車両が不在でも出向先や帰署中に出動指令が入り、出動することもありますが、消防車や救急車は駐車する際、必ず道路方向を向けて止めます。
ちょっとしたことですが、出動するまでの時間を少しでも短縮する意味があります。

中には、救急車しか呼んでないのに何で消防車も来るんだ!?と言う方もいらっしゃいますが、上記のような理由から消防車も出動しています。


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