顧問である養護教諭が突発性心室細動で倒れた生徒に対して適切な蘇生措置を取らなかったとして保護者が県を提訴。
高校部活動中に生徒死亡、遺族が県提訴(神奈川新聞)
- Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140402-00073305-kana-l14 …
学校現場で先生が生徒や児童に適切な応急手当や処置をしなかったことにより訴えられる事例が増えてきています。
こういった事例は、学校だけでなく、スポーツ少年団や子育てサークルや支援団体で子どもを預かり活動する団体にも起こり得ることです。
先生たちが救命講習を受講していると聞きますが年に1回あるかないか位。それも成人の心肺蘇生法。
中学・高校の先生なら成人の心肺蘇生法でいいかもしれませんが、小学校・幼稚園・保育園の先生は、成人の心肺蘇生法でいいのかな?と思います。
一部の話しですが、学校(幼稚園・保育園を含みます)には、子供たちだけでなく来訪者で大人も来ますから成人の心肺蘇生法で十分じゃないですか?救命講習?学校の年間行事が決まっていますから新しい行事を入れることは難しいので年度末に検討します、講習の必要性は分かりますが、3時間の普通救命講習は難しいです、1時間位なら時間が取れます。
先生たちは、なぜ救命講習を受講するのですか?子供たちのため?同僚のため?来訪者のため?何かあった時、訴えられるのが嫌だから?理由は、先生個々でいろいろあると思いますが、自分も含めて心肺蘇生法をする・してもらう、その可能性はゼロではありません。心肺蘇生法を必要とする場面は、ないことが一番です。学校で子どもが倒れてすぐ養護の先生が対応してくれるとは限らないです、まずその場にいる先生が対応することが一番大切です。そういう場に遭遇した時、自分が何もしなければ助かる確率は下がっていく・・・、この意識が学校だけでなく先生たちの心にしっかりあるか・ないかで、今の救命講習を受講するだけでいいのか?年1回でなく学期ごとに定期的に受講して手技を再確認しておく等、意識改革にもつながっていくと思います。
学校の安全で不審者への対応、交通安全への取り組みは、地域を巻き込んで積極的な取り組みがされてますが、救命講習に関する取り組みをしている話しは、聞いたことがありません。登下校時の子供たちを見守っている防犯ボランティアの方にも救命講習受講は必須と思います。もし、ボランティアで立っていて登下校中の子どもが目の前で急に倒れた時、学校外なら地域の力が大切です。
私たちは、その場に居合わせたら、自分のできる限りの応急手当を施し、救急車が来るまで何もできなかったと後から後悔したくない。悲しい思いをする人を増やしたくない。この気持ちのバトンを一人でも多くの方へ定期講習会や活動を通して伝えていきます。
高校部活動中に生徒死亡、遺族が県提訴(神奈川新聞)
- Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140402-00073305-kana-l14 …
学校現場で先生が生徒や児童に適切な応急手当や処置をしなかったことにより訴えられる事例が増えてきています。
こういった事例は、学校だけでなく、スポーツ少年団や子育てサークルや支援団体で子どもを預かり活動する団体にも起こり得ることです。
先生たちが救命講習を受講していると聞きますが年に1回あるかないか位。それも成人の心肺蘇生法。
中学・高校の先生なら成人の心肺蘇生法でいいかもしれませんが、小学校・幼稚園・保育園の先生は、成人の心肺蘇生法でいいのかな?と思います。
一部の話しですが、学校(幼稚園・保育園を含みます)には、子供たちだけでなく来訪者で大人も来ますから成人の心肺蘇生法で十分じゃないですか?救命講習?学校の年間行事が決まっていますから新しい行事を入れることは難しいので年度末に検討します、講習の必要性は分かりますが、3時間の普通救命講習は難しいです、1時間位なら時間が取れます。
先生たちは、なぜ救命講習を受講するのですか?子供たちのため?同僚のため?来訪者のため?何かあった時、訴えられるのが嫌だから?理由は、先生個々でいろいろあると思いますが、自分も含めて心肺蘇生法をする・してもらう、その可能性はゼロではありません。心肺蘇生法を必要とする場面は、ないことが一番です。学校で子どもが倒れてすぐ養護の先生が対応してくれるとは限らないです、まずその場にいる先生が対応することが一番大切です。そういう場に遭遇した時、自分が何もしなければ助かる確率は下がっていく・・・、この意識が学校だけでなく先生たちの心にしっかりあるか・ないかで、今の救命講習を受講するだけでいいのか?年1回でなく学期ごとに定期的に受講して手技を再確認しておく等、意識改革にもつながっていくと思います。
学校の安全で不審者への対応、交通安全への取り組みは、地域を巻き込んで積極的な取り組みがされてますが、救命講習に関する取り組みをしている話しは、聞いたことがありません。登下校時の子供たちを見守っている防犯ボランティアの方にも救命講習受講は必須と思います。もし、ボランティアで立っていて登下校中の子どもが目の前で急に倒れた時、学校外なら地域の力が大切です。
私たちは、その場に居合わせたら、自分のできる限りの応急手当を施し、救急車が来るまで何もできなかったと後から後悔したくない。悲しい思いをする人を増やしたくない。この気持ちのバトンを一人でも多くの方へ定期講習会や活動を通して伝えていきます。
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コメント
うーん…
講習を受講していたら、やっていたのでしょうかね…
何回も受講していたらいざという時に出来るのでしょうかね…
教える側に問題があるような気がしてなりません。
教える側は、知識や技術を教えれば出来るようになると、勘違いしてるのではと思います。
救急隊員は、119番通報から出動準備をして車に乗り込み、無線や携帯電話で概略をつかみ資器材を整える。そして、現場に至るわけですが、市民の方が心肺停止現場に遭遇するのは、突然の出来事です。
例えば、あと5分したらあなたにストレートパンチするから、出来る限りの防御をしなさいってのが救急隊員で、何の前触れもなく突然ストレートパンチをくらうのがバイスタンダーとすれば…どんな状況になるかってことだと思うんです。
心肺停止状態かもしれないと認識させる教育、心肺蘇生をやらない方が悪であるという考え方、バイスタンダーのケアなどなど、そろそろ消防の講習も変化させる必要があるのではと思います。
講習を受講していたら、やっていたのでしょうかね…
何回も受講していたらいざという時に出来るのでしょうかね…
教える側に問題があるような気がしてなりません。
教える側は、知識や技術を教えれば出来るようになると、勘違いしてるのではと思います。
救急隊員は、119番通報から出動準備をして車に乗り込み、無線や携帯電話で概略をつかみ資器材を整える。そして、現場に至るわけですが、市民の方が心肺停止現場に遭遇するのは、突然の出来事です。
例えば、あと5分したらあなたにストレートパンチするから、出来る限りの防御をしなさいってのが救急隊員で、何の前触れもなく突然ストレートパンチをくらうのがバイスタンダーとすれば…どんな状況になるかってことだと思うんです。
心肺停止状態かもしれないと認識させる教育、心肺蘇生をやらない方が悪であるという考え方、バイスタンダーのケアなどなど、そろそろ消防の講習も変化させる必要があるのではと思います。
2014/04/09(水) 08:29:08 | URL | たじ #lNWTgQsI [ 編集 ]
たじ様。
コメントありがとうございます。
講習を受講してなくても、テレビで見たことあって見よう見まねでやって口頭指導を受けながら蘇生法をしたという話しは聞いたことあります。
おっしゃるように教える側も知識や手技を教えればあとは練習させれば何とか形になると思っていれば、講習のための講習で、いざという時の実行力には繋がりません。
何回受講していたらいざという時に出来るようになるか?受講する人の意識とモチベーションの問題だと思いますが、心肺停止状態かもしれないと認識させる教育、やる・やらないと助ける・助けないは違うということ、バイスタンダーのケアなど、消防の講習だけでなく有料講習も含めて内容を変えていく必要は感じます。
コメントありがとうございます。
講習を受講してなくても、テレビで見たことあって見よう見まねでやって口頭指導を受けながら蘇生法をしたという話しは聞いたことあります。
おっしゃるように教える側も知識や手技を教えればあとは練習させれば何とか形になると思っていれば、講習のための講習で、いざという時の実行力には繋がりません。
何回受講していたらいざという時に出来るようになるか?受講する人の意識とモチベーションの問題だと思いますが、心肺停止状態かもしれないと認識させる教育、やる・やらないと助ける・助けないは違うということ、バイスタンダーのケアなど、消防の講習だけでなく有料講習も含めて内容を変えていく必要は感じます。
2014/04/10(木) 20:18:27 | URL | バイスタンダー #- [ 編集 ]
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