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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
命のバトン浜松.第2回定期講習会
 3月23日(日曜日)命のバトン浜松.第2回定期講習会を開催しました。会場は、第1回目と同じで舞阪文化センター。ここでの定期講習会は、舞阪文化センターの閉館に伴い、残念ですが今日が最後になりました。来月からは、同敷地内に隣接する舞阪協働センターに活動拠点を移して活動します。

 第2回目の定期講習会。第1回目から参加している小学生の頼もしいお手伝いさん2人。今回は、浜松医大の学生さんがお手伝いに来てくれました。講習会に参加された方は、2家族6名。初めてお父さん2人がお母さんとお子さんとご家族でご一緒に参加してくださいました。お父さんの参加は、初めてなのでこちらも少し緊張しました。

 講習会は、自己紹介からはじまり、救命の連鎖と子どもの事故予防、今回のテーマでした異物除去法と窒息解除、副代表が夜なべして色画用紙で作った誤飲チェッカーを手にとって誤飲・誤嚥についてお話しさせていただきました。休憩を挟んで、小児・乳児の心肺蘇生法、異物除去法と窒息解除、AEDの取り扱いの実技。マネキンは1人1体で体験していただくことができました。お父さん・お母さん、息が上がりながらも胸骨圧迫、人工呼吸は吹き込みに苦労しながらも練習を重ねるにつれてしっかりとできるようになりました。小学生の子も一生懸命胸骨圧迫と人工呼吸を何度も練習、もし、今日、心肺蘇生法を実際にやることがあったら自信を持ってできるかな?と聞いたら、はい!と頼もしい返事。
 特に心肺蘇生法は、お母さんだけでなくお父さんも知っていれば、交代しながら質の高い胸骨圧迫ができます。AEDの取り扱いは、本物のパッドを実際に触ってもらい粘着力の確認、本物のAED音声の大きさをAEDトレーナーと比較してもらい、誤飲チェッカーでは、ミニカーを使ってこんな大きな物も通ってしまう可能性があるということ、そんなところに重点をおいて実技を進めていきました。
 胸骨圧迫では、アンパンマンの曲を流して、曲にあわせて手拍子をしテンポをとりながら胸骨圧迫。アンパンマンの曲が流れてる時は、赤ちゃんもニコニコしてました。

 講習の予定時間をオーバーしてしまいましたが、家族で心肺蘇生法の手順や手技を教えあう姿、この手技を使うことがないに越したことはありませんが、家族で命の大切さを学ぶことは、大切なことです。このスタイルの講習は、命のバトン浜松の講習会が大切している一つです。

 次回の講習会は、4月26日(土曜日)を予定しています。詳細は決まり次第、ブログ、フェイスブックを通じてご案内いたします。よろしくお願いいたします。

 講習会に参加された皆さん、お疲れさまでした。会場準備、片付けと大きな力になってくださいました小学生お手伝いさん2人、浜松医大の学生さん、ありがとうございました。


 小学生お手伝いさんも胸骨圧迫を頑張ってます(画像は、講習会参加者の了承を得て掲載しています)
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