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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
119番通報した時と救急隊到着時の市民の想い
 12月15日の午前中、代表が市民対象の救命講習会の座学のコマを担当してきました。持ち時間は30分。

 参加者は、8名。年齢も60才代の方がほとんどでしたが、保育園やディーサービスで働く若い方も参加。自己紹介されてる中で、人が倒れてる現場に遭遇したけど何もできなかった、家族が倒れて救急車を呼んだけど、救急車が来るまでに何かできたのではないか?と身近であったことがきっかけで受講されてる方がほとんどでした。

 私の話しは、救命の連鎖から始まり、救急車をすぐ呼ぶ症状や事故、心肺蘇生法の市民向けに強調されてる点の説明をしました。その中で119番通報した時の指令の対応や救急車が到着した時の隊員の対応に不満を持たれてる方が、数名いらっしゃいました。そういった対応から、救急車を呼ぶのをためらったことがあること、現場でこんなことで救急車呼ぶなと言われたこと等・・・。

 たしかに緊急度の判断は、人それぞれで難しいですが、119番通報した時の指令の対応、現場での対応、通報者と通報を受けた側、救急隊の認識の違いがあることは否めません。こんなことで通報してと通報時や現場で言われたら、通報者は、どんな気持ちになるか?救急隊員も人です、自分の感情や気持ちを抑えられなくて言ってしまう時もあるかと思いますが、119番通報する人は、それが一生のうちの一回かもしれない、指令や現場はそういう心構えで接するべきだと思います。

 119番通報時、消防が何を知りたくて求めているのか?これは、救命講習指導者としてしっかりと知っておき、それを講習を通じて市民に啓発していくこと、講習でもさらっと流してしまう内容になりがちですが、ここはそれなりに時間をかけて学ぶところだと思います。
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