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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
2月25日(土)舞阪協働センターまつり開催のお知らせ
 2月25日(土)浜松市西区舞阪協働センターまつりが開催されます。

 センターまつりは、舞阪協働センターで活動する各種団体の活動紹介・体験、作品展示・芸能発表、こどもコーナーや食べ物・物販販売もあります。
 命のバトン浜松は、舞阪協働センターの地域活動団体として登録していて、活動拠点にもなっています。
私たちは、当日10時~14時までイベント本部に入り、救護・会場案内・こどもクイズラリーの受付カード・ビンゴゲームカードの配布等を担当します。活動紹介は、ポスターを会場内に掲示します。イベント本部には、代表・副代表のどちらかは必ずいますので、お気軽に声をかけてください。

また、イベント本部前では、代表による無料血圧測定も行います。

 画伯兄と画伯も参加予定ですので、サインをお求めの方は、お気軽にお越しください。
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バトンポスター2


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チャイルドシート装着の重要性
 1/25に当会のFacebookにアップした記事の反響が大きいため、ブログに再掲させていただきます。

 静岡県内にお住いの子育て中のママが実際に見て感じたことをご紹介します。以下、原文のまま。

 我が家は徒歩2分の所に小学校があり、徒歩1分の所に保育園がある。そしてその反対方向にまたまた徒歩1分でコンビニがあるんだけど・・・
先日、おさぼりして夕飯のサラダをコンビニへ買い物に行った帰り、コンビニの角の一時停止の交差点で一時停止をせずに私にぶつかりそうになった原付が!その原付のステップには保育園から帰ってきたのであろう子供が立っていた。

 家庭の事情で原付でお迎えに行かないといけない家庭もあるんだろうけど、それならそれで安全運転すべきじゃないの?
一時停止を無視して事故になっ場合、もし転倒したら ヘルメット被ってない子供は、最悪の場合頭打つよね。親としてその事は考えているんだろうか・・・。

 保育園に向かう車、保育園から出てくる車を見ていると、結構チャイルドシートに座らせていない車も見る。チャイルドシートどころか、シートベルトをしておらず、立っている子もよく見る。

それを良しとしている親は子供の命をどう考えているのだろう・・・
それを良しとして育った子供は、将来どんな車生活を送るのだろう・・・
そんな事を考えきっかけとなった出来事だった。原文ここまで。

 上記のような光景を見たことがある・私も何回かそんなことがあったという方は多いのではないでしょうか?
 原付の事例は、初めて聞きましたが、浜松市内の朝夕の保育園等への送迎等で走行中の車の中で運転席と助手席の間に子どもが立って運転中のお母さんと喋ってるのは、よく見ます。
 考えてみてください。お子さんが運転席と助手席の間に立って運転してるお母さんと楽しくお喋りしてます。もし、お母さんが「危ない!」と急ブレーキを踏んだら、お子さんは咄嗟に逃げたり危険を回避する動きができますか?ほぼ間違いなくフロントガラスを突き破って車外放出します、車外放出に至らなくてもはずみでカーナビーやエアコン操作パネル等に頭や顔をうちつける可能性もあります。急ブレーキでなくてもブレーキ踏んだはずみで立ってる子どもがバランス崩したら怪我をするかもしれない。現実に十分起こり得ることなのです。
 過去に浜松市内でワンボックス車のリヤシートをフラットにした状態でハッチバックドアが開いていることに気づかず子どもを送迎中、子どもが走行中の車から車外へ転落する事故がありました。
ご自分の子どもなら「自分が悪かった」で済むかもしれませんが、他人の子どもも乗せてたらどうでしょうか?

 チャイルド2
 
 原付のステップに子どもを立たせている。もし、人や車がこの原付にぶつかったらどんなことが考えられますか?ヘルメットもかぶってなければ頭部外傷は免れないでしょうし、衝突の衝撃で飛ばされてしまうかもしれない。
そもそも原付で2人乗りは許されていません。
 チャイルドシート装着は、運転手や保護者の努力義務ではありません。法的義務です。法的義務を守らず事故になれば「ちょっとの距離だから」とか「子どもがぐするから」といった言い訳は、通りませんし、実際に事故は、そうした時に起きることが多いです。
 チャイルドシート未装着での事故の場合、事故内容によっては子どもが搬送された病院の医師から「虐待」として児童相談所へ通告するケースもあるそうです。

 チャイルド1

 静岡県内で発生した子どもの交通事故で重篤な状態の子どものほとんどは静岡県立こども病院に救急車だけでなくドクターヘリでも搬送されます。
 私たちの講習会で、こども病院の小児集中治療医がチャイルドシートやヘルメットをしっかり装着していたことで守られた子どもの命、未装着で事故に遭い懸命な治療もむなしく短い生涯を終えた子、一命は取り留めたものの重い障害を負ってしまった子の事故事例のお話しをされます。
いつも安全運転だから、そんなこと起きるわけないと決して思わないでください。

 チャイルドシートやヘルメットをきちんと装着していても避けられない事故もあります。朝夕の忙しい時間や楽しいお出かけの時にぐずってチャイルドシートに座ってくれず親が根負けしてしまうこともあると思いますし、座らせてる時間がもったいない・走りだしてからでもいいやという気持ちになってしまうのも分かります。
 講習会でこの話しをした時「そんなこと言われたっていつも素直に座ってくれるわけない」と参加者から言われ睨まれたこともあります。
 未装着で事故に遭ったら、子どもだけでなく親や周りも悲しみ、後悔や自責の念をずっと引きずっていくことになります。

 当会のブログ・FBはじめ講習会でチャイルドシートの重要性は、幾度となくお伝えしていますが、チャイルドシートに座らせなければいけない年齢のお子さんをお持ちの親御さんは、正しい装着方法も大事ですが、チャイルドシートにしっかり座ってベルト締めないと車は動かないということをお子さんに知ってもらうことが、子どもが進んでチャイルドシートに座ってくれる近道だと思いますので親御さんだけでなく、皆さまの周りの方にもそうしたことをお伝えいただくことで、悲惨な事故を少しでも減らすことに繋がっていくと思います。
「大切な子どもの命、みんなで守っていきましょう」

 チャイルド3
豆の誤嚥
 2月3日は、節分です。 スーパーでも節分の豆まきのお豆やお菓子コーナ ーがにぎわっています。
皆さんのところでは、鬼は誰がやるか決まってますか?
 命のバトン浜松にもすごい鬼がいますが・・・。

鬼1

 節分というと欠かせないのが「豆」です。
豆を「歳の数だけ食べようね」 と子どもに食べさせようとする人が必ずいますが、豆を食べさせたために誤飲や誤嚥で入院することになっては大変です。数個ならいいでしょ?そんな固いこと言わなくてもと思う方もいらっしゃると思いますが、乳幼児が豆を誤嚥したことによる事故が起きてることを知らなかったり、危険性を知らない方がほとんどだと思います。

 豆による事故は、2月の節分の時期に集中しています。乳幼児が、豆を食べたり、豆を拾って口に入れたりする際、誤って吸い込んでしまい起きています。子どもが豆を口にしたまま、何かに驚いたり、転んだり、泣きやんだりして、息を吸った瞬間、豆が気管や気管支に入り込みます、これを誤嚥といいます。
 代表的なものは「 豆・ナッツ類」なぜ、豆・ナッツ類が誤嚥しやすいかというと、硬い&丸いため、 奥歯のない赤ちゃんは噛んで適切な大きさにすることがなかなかで きません。また、豆は、小さく硬くて飲み込みにくいために、 口の中に残ってしまうことがあり、子どもは、 食べてる時に走ったり、笑ったり、泣いたりするので吸い込んでしまいます。

 詰まった豆を取るには、 気管支を見るカメラを使って豆を除去をするのですが、 取り出すピンセットのようなもので豆をつかむと崩れてしまって、 くずれたものが肺の奥に入って、これが原因で 誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。 お子さんだけでなく食べさせた方も苦しくつらい想いをします。
 日本小児呼吸器学会では、3歳になるまでピーナツは与えないよう呼びかけています。日本小児科学会でも大豆の事故事例が報告されています。

 どんなことに気をつけたらいいのかということで、昨年、10月に講師でお越しくださった聖隷三方原病院.小児科の南野先生の講座でのお話しからポイントをご紹介します。

 ・豆全般を乳幼児にあげないこと(納豆も挽き割りですよね) 
 3才になるまでは、ピーナッツを与えないこと。 家族が食べてると欲しがります。

 ・当たり前のことですが食べている時は座って食べる、 口に食べ物が入ってる時はおしゃべりしない、こういったことは、 当たり前のことと思われがちですが、 子どもを守るために必要であり、食事中に泣いたり、笑ったり、 口に入れたまま走り回っ たりというようなことがないように注意をします。
 また、親も食べてる子どもを驚かせたり、 突然肩を叩いて振り向かせたりといったようなことはしないように してください。
 
 ・子どもは、落ちてるものを食べます。大人が食べる時は、 子どもの前で食べない・ 落としたら拾うことを忘れないでください。

 大人であれば何でもないことがほとんどですが、乳幼児にとっては命に関わることもあります。 
万一、詰まらせた時の対処法です。いざという時に備えてこうした講座を機会があれば受講しておくことで子どもの命を守ることに繋がります。
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 日本小児呼吸器学会では、気道異物事故対応パンフレットを作成しています。保護者の方にはぜひご覧になっていただければ幸いです。
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 ブログをご覧の皆さまに楽しい節分が訪れますように。

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