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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
平成28年度浜松市舞阪協働センター学習事業活用成果事業「子どもの事故予防と応急手当」受講者募集中
 8月23日から講座の募集を開始しました。浜松市内にお住いの方でしたらどなたでもご参加できます。浜松市外から参加も大歓迎です。10/8.11/13.12/10の講座とも受講枠に余裕があります。講座のことを知らない方も多く、周知もいろいろ手を尽くしてますが苦慮しています。ぜひ多くの方に講座のことを知っていただきたく、情報のシェアと拡散をお願いします。

 講座は、3回開催し、聖隷三方原病院.静岡県立こども病院.埼玉県立小児医療センターの小児科医師を講師にお迎えして「子どもの事故予防と覆応急手当」をテーマに開催します。第1回は「年齢別に見た異物誤飲事故防止の実例、赤ちゃんの心肺蘇生法と窒息時の対処法」第2回は「子どもの事故予防と赤ちゃんの心肺蘇生法と窒息時の対処法」第3回は「子どもの感染症と予防接種・抗菌薬の正しい知識」です。
 赤ちゃんの心肺蘇生法と窒息時の対処法は、赤ちゃんのマネキンを使って胸骨圧迫と人工呼吸、異物を喉に詰まらせた時の解除法を体験します。各講座は、 市民の方だけでなく教育関係者や子どもに関わる全ての方に知ってほしい内容となっています。講師の先生のお話しと実技は、市民向けにわかりやすく、質問にも丁寧に答えていただけます。
 とっさの場合にも家族や周りにいる人たちができる対処法と正しい知識を私たちと一緒に学びませんか?
託児はございませんが、お子さんとご一緒にお気軽にご参加ください。

 以下、講座のご案内になります。
 
 日時.第1回.平成28年10月 8日(土曜日)13:00~15:00(12:30受付開始)
     第2回.平成28年11月13日(日曜日)13:00~15:00(12:30受付開始)
     第3回.平成28年12月10日(土曜日)13:00~15:00(12:30受付開始)

 場所.舞阪協働センター1階ホール。〒431-0211 浜松市西区舞阪町舞阪2701-9
 JR東海道線弁天島駅下車、東へ徒歩約10分。
 無料駐車場ありますが、駐車台数に限りがあります。なるべく乗り合わせでお越しくださるようご協力をお願い致します。

 受講料.第1回.2回のみ1人500円(乳幼児無料)第3回は無料。
 当日、受付にてお支払ください、できるだけおつりのないようにご協力よろしくお願いします

 定員:第1回.第2回は16名。第3回は30名(先着順)希望する回のみの参加もできます

 申込期間:8月23日(火)~12月5日(月) 定員になり次第締め切ります。

 内容/講師
 ・第1回.子どもの異物誤飲事故と予防.実例について・赤ちゃんの心肺蘇生法と窒息時の対処法
  聖隷三方原病院.小児科医長.南野初香医師
 ・第2回.子どもの事故予防の大切さ・赤ちゃんの心肺蘇生法と窒息時の対処法
  埼玉県立小児医療センター集中治療科科長兼部長 植田育也医師
 ・第3回.子どもの感染症と予防接種.抗菌薬の正しい知識
  静岡県立こども病院 総合診療科 小児感染症科医長 荘司貴代医師

 講座のお申し込み・お問い合わせは、舞阪協働センター

  電話:053-592-2111(月~金 8:30~17:15)土日祝日除く

浜松市チラシ
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チャイルドシートは、正規品を使うこと
 ネットニュースからの転載になります。 

 国の安全基準を満たさないチャイルドシートがインターネット上で販売されていることが、日本自動車部品工業会(東京)の調査で分かりました。
 複数種類が出回っていて、国内の流通量ははっきりしないそうですが、正規品より極端に強度が低く、事故時の安全性はほぼ見込めないとのこと。使用した場合、ドライバーは道路交通法に抵触する可能性があり、国土交通省は正規品を示す「Eマーク」を確認して購入するよう注意を呼びかけています。

 チャイルドシートは自動車の車体と同じように強度基準があり、国の承認を受けなければ生産・販売できません。
チャイルドシートの着用を義務づける道路交通法はドライバーに対し、基準を満たした製品を使うよう定めています。いずれも道路運送車両法で安全基準が定められており、販売後に問題があればリコール(回収・無償修理)の対象となる。国土交通省などは、メーカーに性能向上を促すため、市販品の安全性能を格付けして公表している。格付けを公表してるリーフレットは、国内のカーディーラ店やカー用品店に置いてあります。

 ネットで販売されてるものは「持ち運びに便利」「らくらく携帯できます」。大手通販サイトで手軽さが強調されている2色のチャイルドシートは、重量がわずか650グラムで定価2380円。ほかにもネット上で複数の製品が売られ、いずれも1万円未満です。
 日本自動車部品工業会(東京)によると、加盟するメーカー各社が未承認製品を購入して調べると、正規品では強化プラスチックを内蔵しているシートの大部分が、布製だった。ベルトの留め金も鉄製ではなくプラスチック製で、横方向から受ける衝撃を和らげるガードすらなかったそうです。

 チャイルドシートに座らせているから大丈夫ではありません。安全基準を満たした製品は、2012年7月以降は「Eマーク」、それ以前は「自マーク」が付いています。お使いになってるチャイルドシートが国の安全基準を満たしてるものか確認してみるといいでしょう。
 チャイルドシートの正規品の価格は、安くはありませんが、国の基準を満たし安全に設計して生産されています。高い買い物ですから少しでも安くという気持ちも分かりますが、いざという時にわが子の命をまもるものです。安さに惑わされないでください。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000048-mai-soci
9月15日.小児救急法講座
 9月14日(水)の午前中、浜松市内でNPO法人.ころころねっと浜松さん主催の「小児救急法講座」で講師をさせていただきました。

 講座が決まったのも直前で定員12名の事前申し込み制となってましたが、1週間でほぼ定員になり、当日の飛び込み参加もあり、ママさん13人が参加してくれました。
なかでも4か月のお子さんのママが講習の題に「乳児」とあったので、まさに我が子がこれから成長していく過程の中で必要な知識だと思ったので是非知りたいと来ましたとのこと。同時、ほとんど1歳ぐらいのお子さんをおもちのママが多く関心・アンテナが高いママ達がいることに、とても嬉しく活動の励みになりました。

小児救急法1

 ブログでも何度もご紹介させていただいていますが「ころころねっと浜松」さんから、子どもの蘇生法.事故予防講座を年に数回、開催させていただく機会をいただいています。ころころねっと浜松さんは、こどもの事故予防や蘇生法といったいざという時に備える大切さをパパママに知ってほしいと真剣に考えている浜松市内で一番予防意識が高い団体さんといっても過言ではありません。

 大人の救命講習は受けたことがあるけど、こどもの救命講習を受けるのは初めていう方がほとんどで、安全確認~反応の確認~呼吸の確認~胸骨圧迫~人工呼吸と私たちのお話しだけでなく実技も真剣に聞きメモを取りながら、取り組んでくれました。

 中日新聞さんの取材もあり、9月15日付朝刊に掲載していただけました。ありがとうございます。
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小児救急法3

小児救急法4
 
小児救急法5

 講座終了後にご記入いただいたアンケートの感想欄から一部をご紹介します。

・なかなか小児に特化した救急講習を受ける機会がないのでとてもよかった。
・子どもの救急救命については、全く知識がなかったので色々学べてよかったです。
・消防での講習を受けたことがありますが、ここまで詳しくなかったのでこの講習会を受講してよかったです。

 講座に参加された皆さん、お疲れさまでした。今回、講座の機会をいただきましたころころねっと浜松さんに改めて御礼申し上げます。
 今回の講座でいろいろなご意見もいただきました、お子さんと一緒ということで実技があまりできなかったママさんがいたことも今後、こうした講座を開催していく中での反省点として主催者さんと相談し、講座に参加した方が少しでもマネキンに触れて体験できるようにしていきたいと考えています。目が行き届かず申し訳ありませんでした。

 私たちは、心肺蘇生法や窒息解除の実技だけでなく、予防から繋がる救命の連鎖からお伝えしています。実技だけだとそればかりが印象に残りますが、119通報・救急隊・病院とどの輪っかが一つでも欠けてはいけないこと、それを実技に結びつけていくような工夫をしています、こどもの命を守るのは、一番は家族、いざに備える大切さをお伝えしています。

 今回のような子どもの事故予防や蘇生法講座を地域や学校.幼稚園等での出張講習も開催します。開催のご希望やご相談がありましたら、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
命のバトン浜松お問い合わせはこちらをクリック
磐周歯科医師会BLS講習会
 9月3日(土)静岡県袋井市内において「磐周歯科医師会」様からご依頼を受けまして会員医師対象のBLS講習会を開催しました。23名の先生と会場となった施設を管理するセンター長様を含めて24名の受講でした。

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 最初は、ガイドライン2015の解説と2010からの変更点をスライドで解説。その後、ガイドライン2015に沿った成人の心肺蘇生法を説明し、反応確認と意識の確認の違い、呼吸確認のポイント、胸骨圧迫の目的と、一つ一つを細かくお話しさせていただき、死戦期呼吸の動画を見ていただきました。

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 実技は、最初に心肺蘇生法の流れを代表が展示し、副代表が説明しました。
マネキン9体を使用し、マネキン1体に3人で反応確認~胸骨圧迫・人工呼吸を繰り返し練習。人工呼吸は、1人1個のポケットマスクを使用し、手技をお互いに確認しながら何度も練習しました。
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 最後は、代表の4名の先生による10分間のチーム蘇生(CCCF)を行ない胸骨圧迫率を測定。終了後は、質の高い胸骨圧迫の大切さを全員で確認し、講習会は終了しました。最後に記入していただいたアンケートでも「心肺蘇生法の手技を再確認できてよかった」「自院のスタッフにも受講させたい」、講習中も質問をたくさんいただき、意識の高さを感じました。

 参加された皆さま、お疲れさまでした。

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8月21日.浜松市内でアメリカ心臓協会.BLSヘルスケアプロバイダーコース(G2015Interim)を開催しました。
 8月21日.浜松市内でアメリカ心臓協会.BLSヘルスケアプロバイダーコース(G2015Interim)を開催しました。

 今回は、久しぶりの公募コースで看護師さんと日赤救急法救急員資格を持つ市民の方。
最初は、緊張していた受講者さんもコースが進むにつれて緊張もほぐれてきました。向上心がとても高く質問もたくさん出て、受講者さんもスタッフも学びが多く、受講者さんのちょっぴりいじわるでユーモアあふれるキャラ(スタッフも負けてませんが)もあり、命のバトン浜松のコースのウリでもあるアットホームな雰囲気でコースが進みました。

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 命のバトン浜松で行なうAHAコースは、コースDVDを観る学習だけではなく、受講者さんからの質問に一つ一つ丁寧に答えて、パートが終わるごとにインストラクターが質問の時間を多めに取り、未消化状態で次に進むことは絶対にしません。
コースの合間もこちらから質問を投げ掛けて考えてもらったり、具体例をあげて理解を深めるように一緒に考えて、こちらがしゃべるだけの一方通行のコースにならないようにしています(休憩時間中の質問も大歓迎です)

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 また、マネキン1人1体の少人数制のコースで、他の方の練習を待つこともなく、しっかりした手技を身に着けられることが特徴で短時間で内容の濃い講習を行います。

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 お二人ともに実技・学科試験ともに合格です。おめでとうございます!!復習参加もお待ちしています。