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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
インフルエンザ等感染防止対策 及び かかりつけ医での早期受診について
インフルエンザ等感染防止対策 及び かかりつけ医での早期受診について
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/i…/inful-taisaku.html

先週の中日・静岡新聞の朝刊でも取り上げられていました。
こういった症状の時は、即救急車といった内容も載っており、両紙ともに分かりやすい記事でした。

雨が降らず空気が乾燥した天気が続いていることも影響していると思いますが、インフルエンザ患者数が警報レベルの30を大きく超えています。
浜松市内の休日在宅当番医や夜間救急室には、多くの患者さん(平常時と比較し2~8倍)が集中し、診療に長時間(最大待ち時間が7~8時間)を要している現状となっているそうです。

浜松市の休日当番医や夜間救急室は、その日に具合が悪くなった方を診る・重症者を見落とさず2次救急へ繋ぐ役割があり、地域の開業医の先生方のご尽力のもとに、夜間救急室は、自院での診療終了後に。休日当番医は自院休診日に交代で従事されています。

特にお子さんの場合、症状が辛い・不安で受診する親子さんの気持ちも十分分かりますし、数日前から具合が悪かったが様子を見ていた、時間が経てば症状も落ち着くだろうと思っていたが、よくならないので受診したというケースも散見されます。
休日当番医や夜間救急室に患者が殺到すると、待ち時間が増えるだけでなく、待合室内で感染する可能性も高まります。
また、休日当番医や夜間救急室では、必要以上の検査や薬の処方はされません。

具合が悪い時は、早めにかかりつけ医や近医への早期受診を心がけることが、適切な治療に繋がるだけでなく、結果として治癒を早めたり症状の軽減になりますし、症状に関して不安なことがあればしっかり相談できるメリットもあります。それらが最終的に休日当番医や夜間救急室の負担軽減に繋がります。
休日当番医や夜間救急室といった限られた医療資源を守り続けていくために、市民の皆さまにぜひ知っていただけたらと思います。
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中学生、迷子に付き添って4キロ歩く。
 迷子に付き添って4キロ歩く。
 https://anonymous-post.mobi/archives/1784

 昨今、声をかけただけで不審者扱いされるケースが多くなり、大人でも声をかけたり手助けすること自体も躊躇することが多くなる中、迷子に寄り添って一緒に家を探すこと。なかなかできないと思います。

 応急手当も似たようなことが言えるのではないでしょうか?人が倒れていたり、けがや病気で動けない人がいる「誰かが119番・110番してくれるだろう、誰か止まって何かしてくれるだろう」そういった時に限って通報されていないことが多く、最初の通報が入るのは、かなり時間が経ってからというケースもあります。
 
 講習でよく言われる「勇気を持って手を差し伸べましょう」は、けがや病気で困って苦しんでいる人に資器材がなくても自分ができることをしましょう、講習を受けることが自信に繋がりますというところにあると思います。
 傷病者に寄り添って救急車が来るまで声をかけ続ける・自分ができることをする。資器材がなくてもできることは、いろいろあります。
 
 中学生もきっと、自分ができることをする、このままほっとけない、そんな気持ちから子どもに寄り添って対応したと思います。
困ってる人に寄り添って自分のできることをするということ、応急手当の手技ととともにお伝えしていきたいと改めて思いました。
12月16日の北海道での爆発火災。
 12月16日の北海道での爆発火災。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258673

 現場では、二次爆発の危険性もある中、けが人のトリアージも困難を極めたと思います。爆発災害時、爆発の原因が何か分からない段階では、関係者も容易に現場に踏み込むことは、二次災害の恐れも高いので、消防・警察の指示や誘導には絶対に従ってください。
 活動された消防・警察・病院関係者の皆さま、お疲れさまでした。
死者が出なかったことが不幸中の幸いでしたが、重軽傷を負われた方が一日も早くお身体が回復されますことをお祈り申し上げます。

 爆発の原因が分かってきたようですが、スプレー缶は、殺虫剤・整髪剤・制汗剤・エアダスター等、私たちの生活の中で目に触れるだけでなく使うことが多い物です。
 各種スプレー缶に使われているガスは、地球温暖化への影響が大きいと言われているフロンガスや不燃性のガスがほとんどなくなりました。
スプレー缶に載ってる説明をあまり見ることもないと思いますが、ほとんどのスプレー缶に使われているガスは、可燃性の物です。缶には「火気厳禁・可燃性」といった表記がされています。

 スプレー缶に穴を開けずに出したことが原因でゴミ収集車の火災も発生しています。ゴミ収集車の火災は、ゴミをためるパッカー部の中で起きるので、収集車の屋根をエンジンカッターで切って直接放水したり、ゴミを少しづつ出して消火するので鎮火までに時間がかかるケースもありますが、ゴミ収集車自体が全焼ということもあります。

 スプレー缶の回収は、各自治体によって穴をあけて出すとこもあれば、そのままでいいというところもあるので、各自治体で示されているルールに沿ってゴミで出しましょう。
 浜松市の使用済みスプレー缶のゴミ出しについては、下記をクリックしてご確認ください。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shori/gomi/dashikata/tokuteihinmoku.html

 使用済みのスプレー缶に穴をあける時も自分だけでなく周りで火気を使ってないことを確認し、風通しのよい屋外ですることも考慮してください。
 また、ご自分で穴をあけることが難しい、中身がまだ残っているが使わないスプレー缶をどうしたらいいか等、判断に困った時は、お近くの市役所や役場へ電話したり、自治会の役員さん等へご相談ください。
通信障害への備えと対策
 12月6日。ソフトバンクの通信障害により、ソフトバンク携帯から119番通報が繋がらない・繋がりにくい事象が発生し、東京消防庁や名古屋市消防局では、SNSでの情報発信だけでなく、消防車両を使って広報活動をしました。緊急通報だけでなく、通常の通話やデータ通信にも障害がでました(通信障害は既に復旧しています)

ソフバン障害 119番通報は他社携帯か固定で 東京消防庁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000564-san-soci&fbclid=IwAR1eBd9S-5YoVwzL4HFjgda31ENLpxCyaZBzhxDlHdX1CeXsXZlNn_bx8vw

 台風24号被害に伴う浜松大停電時は、停電が長引くにつれて携帯(スマホ)の充電ができないことが問題となりましたが、今回のような通信障害は、ソフトバンクに限らず他のキャリアでも規模の大小に関係なく起こる可能性は十分あります。
 通信障害(通話やデータ通信含む)か発生した時の対応や連絡方法をご家庭や職場等で再度見直しや検討するだけでなく、数が少なくなった最寄りの公衆電話の位置や使い方だけでなく、119番(110番)通報ができない時にどうしたらいいか?を知っておきましょう。

1.最寄りの公衆電話の位置を知っておく、小銭をあらかじめ用意しておく。
 街中に設置されている公衆電話は、テレホンカードが使える物がほとんどですが、停電時はテレホンカードが使えません。
10円・100円の小銭を少しでも用意しておきましょう(非常持ち出し袋の中に10円・100円硬貨を重くならない程度に入れておくのも備えの一つです)
 また、最寄りの公衆電話の場所や使い方も知っておきましょう。


2.携帯から緊急通報ができない時は?
 携帯(スマホ)から119番(110番)通報できない時は、最寄りの公衆電話か近くの家やお店等の固定電話をお借りして通報してください(通話料はかかりません)
 近くに公衆電話がなかったり、固定電話を借りられる環境でない時もあると思います。その際は、最寄りの消防署や出張所(警察署・交番・駐在所)等へ駆け込みましょう。署員が出動等で不在でも建物外に消防指令室への直通通報電話が設置されている所もあります。交番や駐在所は、警察官が不在でも最寄りの警察署へ繋がる直通の電話が交番内のカウンター等に設置されています。

3.ナビばかりに頼らず、お住まいの地域の地図を一冊用意しておきましょう。 
 今は、ナビの普及で道路地図や住宅地図等を見ることも少なくなったと思います。
ナビがどんなに発達しても、システム等がダウンすれば紙ベースの地図が頼りになりますし、ナビでは網羅しきれない情報も掲載されています。東日本大震災では、119番通報を受ける指令システムが停電でダウンして紙ベースの地図を使い、災害地点を特定して出動指令を出していた消防もありました。

 お住まいの地域の地図を備えておくことは、大切ですが、地図を毎年買い替えることは大変ですし、お店等は入れ替わりもあるので地図の表示通りということはありませんが、自分で地図をカスタマイズ(ここにこんな看板がある、自分が目印にしている物等を地図に直接書き込んだり、付箋紙を貼ったりする)していけば年数は経っても最新版とほぼ変わらない地図を作ることもできますし、地図の見方を忘れることもありません。今回の通信障害でスマホアプリのナビが使えなくなることもあるので、ナビに頼らず紙ベースの地図を見ることや初めて行く場所の最寄地図を事前に印刷して持っておくことも大事です。

 日々、当たり前のように使っている通信網が障害を起こすと、日常生活だけでなく、経済活動にも大きな影響を及ぼすこと。ある意味、これも災害といえますが、自然災害と同等に自分ができる備えをしておくことも大切と思います。
猛暑と熱中症の危険性
 連日の猛暑。先週、気象庁も異例の記者会見をして注意を促してました。高温注意情報も出ている。テレビやラジオでも熱中症に気をつけてと対策等、注意を呼びかけています、全国で熱中症による死者も出ています。外仕事に慣れてる人でも熱中症になったり、なる確率が高いです。
 
 その日、絶対に校外学習をやらなければいけなかったのか?児童の体調チェックだけでなく、熱中症を疑う症状が出た時の対応(応急手当や緊急時の連絡体制等)はきちんと整えたうえでの校外学習だったのか?

 今日(18日)も学校現場でリレーやって熱中症、宮城県名取市では全校児童と教職員が集まり名取市の市政60周年の記念としてヘリコプターから撮影するため、人文字をつくって ‪熱中症疑いで児童38人搬送。先生だけでなく行政が命を守るまともな判断ができないことに怒りを通り越してあきれます。

 今まで「何もなかったから」「これ位の暑さでも大丈夫だったからいけるでしょ」「疲れたといってもみんな同じでしょ」という経験則が一番危ないこと。
 結果、何もなければそれでよかったとなりますが、校内と環境が異なる場所での活動は、万が一を考えた予測した行動が大事です。
 出発前に児童には「自分だけでなく周りの子の調子が悪そうだったらすぐ先生に教えてね、調子悪ければ我慢しない、そういう時はすぐ言うこと」
 体調悪い子どもや体調悪い子いますか?と尋ねても、言いだしにくかったり、無理して「大丈夫」と答える子がほとんどでしょう。
私も同じ経験があります。先生は、そう言われたらそれを信じますし、1人1人に細かく確認できないのも分かります。そうだとしても「疲れた」と訴えがある、列から遅れる等、体調不良を予測させるような兆候があった時に、休ませる等、適切な対応を取ることが先生だけでなく、責任ある立場の職についてる人の務めです。医療のプロでなくても、大丈夫を鵜呑みにせず、予兆は敏感に感じ取ることが大切です。

 教師も子どもの様子がおかしい・これは危ないと当てはまる項目が一つでもあれば、経験則で判断せず、周りに相談したり、活動そのものを中止にする、校長等の管理者の決断・体調不良の児童がいれば絶対に無理をさせず、校外であれば近くのお店や民家等に助けを求めて涼しい場所で休ませてもらう等の協力を求めるとともに大げさと思ってもためらわずその場ですぐ119番通報する等、最悪を想定した事態を考えた行動を取ることは決して大げさではないと思います。
もし、自分の子どもや身内だったらそうした行動を大げさと思いますか?熱中症は、防げるものです。学校だけでなく、保育園や幼稚園も同じですし、担任や校長だけでなく、うちは関係ないではなく真剣に捉えてほしいと思います。

 私たちは、責任ある立場のある方向けの講習では、こういったことをきちんと伝えています。応急手当を知っていればいいのではなく、安全管理も大事なことです。

 亡くなった児童だけでなく、体調不良を訴えた子も暑い・体調悪い・のどが渇いたって先生になかなか言えず我慢してたかもしれない、児童が疲れたと幾度となく訴えていたにも関わらず、頑張ろうと手をひいて歩かせること、励ましで何とかなる、学校に着いても適切な対応をとっていないこと、朝、元気に行って来ます!!と学校に行った子が学校の判断の甘さで帰らぬ子となること、自分の子どもだったらどう思いますか?亡くなった児童の親・家族の気持ちを思うともっと辛いです。

小1男児が熱中症で死亡 校外学習中に「疲れた」訴え
https://www.asahi.com/articles/ASL7K5DNSL7KOIPE01B.html