熱中症の話題が増えてくる季節になりました。
熱中症と聞くと、梅雨が明けてから気を付けましょうと言われることが多かったですが、今は4月下旬頃から熱中症に気を付けましょうと言われることが多いです。
4月下旬ですと、身体が暑さ慣れていないこともあり、気温が高い日に屋外での活動等で熱中症になるケースが増えています。
熱中症の予防は、生活習慣や暑熱順化等、いろいろありますが、今回は熱中症の予防に経口補水液を飲む、備えておくことについてお話しさせていただきます。
熱中症の予防で経口補水液や経口補水液ゼリーを飲ませるという話しをSNSで時々見聞きします。
経口補水液(ゼリー含む)は、熱中症の症状が出た時だけでなく、嘔吐・下痢症状がある時の水分補給としても有効ですが、誰でも制限なしに飲んでいいということはありません。

画像の商品は、大塚製薬のOS-1になりますが使用上の注意をご覧ください。
医師から脱水時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士の指導に従ってお飲み下さいと明示されています。
経口補水液やゼリーは熱中症に限らず傷病者の状態に応じて使う物であり、健康な方が予防で使う物ではありません。この辺を誤解されている方が多いように感じます。
経口補水液は、塩分量が多めなので、かかりつけ医等から血圧が高いので気を付けてください、血圧計の薬を飲んでいる、それ以外でもかかりつけ医等から塩分、糖分摂取について指導されている方は、自分の判断で飲むものではありません。
なので、熱中症の予防のために経口補水液を飲む必要性は低いことがお分かりいただけるかと思います。
経口補水液は、体内で脱水が起きている時に飲むと美味しく感じますが、体調がいい時に飲むと美味しくありません。
突然の体調不良で病院を受診しました、医師から経口補水液を飲むように指示された。時間帯や体調により近くのドラックストアに買いに行けないということは起こりえます。
塩分、糖分摂取の制限が特にない、普段薬も飲んでいない方は、医師の指示があれば飲んでも大丈夫ですが、自分で買いに行くことが難しかったり、お子さんがいるご家庭ですと、お子さんを置いて買いに行くことが難しい、そういった時のための備えとして経口補水液を数本備えておくことは、大事だと思います。
家庭で作る経口補水液の作り方も弊会の講座で紹介していますが、あくまで緊急時に作るものですとお伝えしています。
そういった点から経口補水液を常備しておくことはいざという時の備えになると思います。
熱中症の症状がある時に経口補水液を飲ますことは、間違いではありませんが、傷病者の既往歴やどんな薬を服用しているかがはっきり確認できないのであれば、安易に経口補水液を飲ませることはしない方がいいと思います。
いざという時の自分や家族の備えとして医師等に確認したうえで備えておくことはいいことですが、それを自分や家族以外の他人に飲ませたり、そのために備えておく必要性は低いと考えています。
熱中症の予防は、日頃の生活習慣が大事です。
規則正しい生活と食事、屋外での炎天下の活動や作業の時は、暑さ対策、こまめな水分補給、涼しい場所での休憩、炎天下でなくても湿度が高い時は、屋内でも熱中症が起きやすいので、太陽出てないから大丈夫ではなく、エアコンの適切な使用、喉が渇いてなくてもチビチビでもいいので水分補給することで予防に繋がります。
熱中症と聞くと、梅雨が明けてから気を付けましょうと言われることが多かったですが、今は4月下旬頃から熱中症に気を付けましょうと言われることが多いです。
4月下旬ですと、身体が暑さ慣れていないこともあり、気温が高い日に屋外での活動等で熱中症になるケースが増えています。
熱中症の予防は、生活習慣や暑熱順化等、いろいろありますが、今回は熱中症の予防に経口補水液を飲む、備えておくことについてお話しさせていただきます。
熱中症の予防で経口補水液や経口補水液ゼリーを飲ませるという話しをSNSで時々見聞きします。
経口補水液(ゼリー含む)は、熱中症の症状が出た時だけでなく、嘔吐・下痢症状がある時の水分補給としても有効ですが、誰でも制限なしに飲んでいいということはありません。

画像の商品は、大塚製薬のOS-1になりますが使用上の注意をご覧ください。
医師から脱水時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士の指導に従ってお飲み下さいと明示されています。
経口補水液やゼリーは熱中症に限らず傷病者の状態に応じて使う物であり、健康な方が予防で使う物ではありません。この辺を誤解されている方が多いように感じます。
経口補水液は、塩分量が多めなので、かかりつけ医等から血圧が高いので気を付けてください、血圧計の薬を飲んでいる、それ以外でもかかりつけ医等から塩分、糖分摂取について指導されている方は、自分の判断で飲むものではありません。
なので、熱中症の予防のために経口補水液を飲む必要性は低いことがお分かりいただけるかと思います。
経口補水液は、体内で脱水が起きている時に飲むと美味しく感じますが、体調がいい時に飲むと美味しくありません。
突然の体調不良で病院を受診しました、医師から経口補水液を飲むように指示された。時間帯や体調により近くのドラックストアに買いに行けないということは起こりえます。
塩分、糖分摂取の制限が特にない、普段薬も飲んでいない方は、医師の指示があれば飲んでも大丈夫ですが、自分で買いに行くことが難しかったり、お子さんがいるご家庭ですと、お子さんを置いて買いに行くことが難しい、そういった時のための備えとして経口補水液を数本備えておくことは、大事だと思います。
家庭で作る経口補水液の作り方も弊会の講座で紹介していますが、あくまで緊急時に作るものですとお伝えしています。
そういった点から経口補水液を常備しておくことはいざという時の備えになると思います。
熱中症の症状がある時に経口補水液を飲ますことは、間違いではありませんが、傷病者の既往歴やどんな薬を服用しているかがはっきり確認できないのであれば、安易に経口補水液を飲ませることはしない方がいいと思います。
いざという時の自分や家族の備えとして医師等に確認したうえで備えておくことはいいことですが、それを自分や家族以外の他人に飲ませたり、そのために備えておく必要性は低いと考えています。
熱中症の予防は、日頃の生活習慣が大事です。
規則正しい生活と食事、屋外での炎天下の活動や作業の時は、暑さ対策、こまめな水分補給、涼しい場所での休憩、炎天下でなくても湿度が高い時は、屋内でも熱中症が起きやすいので、太陽出てないから大丈夫ではなく、エアコンの適切な使用、喉が渇いてなくてもチビチビでもいいので水分補給することで予防に繋がります。
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命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
それから11年。
川崎さんとの出会いがなければ、浜松での活動はなかったと思います。
当時、川崎さんのお話しを浜松でお聞きして、AEDだけでなく、応急手当の大切さ、その場にいた人が何か少しでもできることがいかに大事かということ。
今は命のバトン浜松の生い立ちを聞かれることは少なくなりましたが、メンバー一同、活動の原点を忘れずにいきます。
福井の命のバトンの川崎さんから了承を得ましたのでご紹介させていただきます。
2019年にフォアミセスで、4人の物語として「天国にいるわが子たちへ」
その時に漫画を書いてくださったのが「河崎芽衣さん」
その後 芽衣さんは娘をなくしてからの話や命のバトンの話をフォアミセスで2019年3回に渡り連載してくださり、この度 ネット配信することになったそうです。
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

浜松の活動も、ここが潮時かなと思ったことは何度もありましたが、そういう時に不思議と講座の相談や依頼が何度もありました。
その時、まだ私たちが続けていかなければいけないことがあるのかな、後押ししてくれていると勝手に思い続けて11年。
その間、多くの皆様からたくさんのお力をもらい、そして支えて励ましていただき、今も活動を続けることができていることに感謝しております。
活動を通じて嬉しかったこと、悲しかったこと、怒れたこと、泣いたこと等、順調な時ばかりではありませんでしたが、それが糧となって今があると思います。
川崎さんが命のバトンを立ち上げて活動を始めた頃より今では、AEDや応急手当の普及啓発は、すごく進みました、
私たちの活動を知った方が別の方に命のバトンを繋げてもらえるよう、活動の歩みはゆっくりでも正しい知識と手技を一人でも多くの方に伝えていけるように続けていきたいと思います。
命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
それから11年。
川崎さんとの出会いがなければ、浜松での活動はなかったと思います。
当時、川崎さんのお話しを浜松でお聞きして、AEDだけでなく、応急手当の大切さ、その場にいた人が何か少しでもできることがいかに大事かということ。
今は命のバトン浜松の生い立ちを聞かれることは少なくなりましたが、メンバー一同、活動の原点を忘れずにいきます。
福井の命のバトンの川崎さんから了承を得ましたのでご紹介させていただきます。
2019年にフォアミセスで、4人の物語として「天国にいるわが子たちへ」
その時に漫画を書いてくださったのが「河崎芽衣さん」
その後 芽衣さんは娘をなくしてからの話や命のバトンの話をフォアミセスで2019年3回に渡り連載してくださり、この度 ネット配信することになったそうです。
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

浜松の活動も、ここが潮時かなと思ったことは何度もありましたが、そういう時に不思議と講座の相談や依頼が何度もありました。
その時、まだ私たちが続けていかなければいけないことがあるのかな、後押ししてくれていると勝手に思い続けて11年。
その間、多くの皆様からたくさんのお力をもらい、そして支えて励ましていただき、今も活動を続けることができていることに感謝しております。
活動を通じて嬉しかったこと、悲しかったこと、怒れたこと、泣いたこと等、順調な時ばかりではありませんでしたが、それが糧となって今があると思います。
川崎さんが命のバトンを立ち上げて活動を始めた頃より今では、AEDや応急手当の普及啓発は、すごく進みました、
私たちの活動を知った方が別の方に命のバトンを繋げてもらえるよう、活動の歩みはゆっくりでも正しい知識と手技を一人でも多くの方に伝えていけるように続けていきたいと思います。
お餅を詰まらせてのニュースです。
餅を詰まらせ20~80歳代の3人救急搬送、2人が重体…東京都内
https://news.yahoo.co.jp/articles/8817ac9744ea2481cb194aadad3661e2800b3f1b
【元日】餅をのどに詰まらせ90代男性死亡、消防が注意呼び掛け
https://news.livedoor.com/article/detail/23474507/
お餅を詰まらせての窒息は、高齢者が多いのが特徴でしたが、東京では20代の方のお餅による窒息もあり、お餅に限らず食べ物を詰まらせての窒息は、全年齢で注意しなければいけません。
お雑煮も地方によっていろいろありますが、お餅がそのまま入っているところがほとんどかと思います。
子どもは、歯がはえ揃ってなくてうまく噛み切れない、高齢者は、飲み込む力が落ちている、義歯等、よく噛めず飲み込みづらいのもあります。
ディサービス等の介護施設では、食事の前に口を動かす等の体操的なことをしているところもありますが、ご家庭でそれを実行するのは家族の理解がないと難しいと思いますが、ご家庭でもできるなら予防の一つとして有効だと思います。
調理方法も大事ですが、ゆっくり急がず食べる、高齢者は噛める範囲でよく噛む、お茶等、飲み物も適宜飲みながら食べることも大事です。
食べ物を詰まらせた(かも)と思った時、周りができることは、まず119番通報です。
食事中に急に顔色が悪くなる、黙ってしまう等、前後に何をしていたかになりますが、特に食事中は食べ物を詰まらせたかも!?と疑ってください。
私や家族、周りでそんなことは起きない(だろう)ではなく、起こるかも知れないこと、起きた時に何もできないより、少しでも予防策やいざという時にできることを知っておくこと、それが応急手当です。
窒息時の対処法は、反応がある時と反応がない時では違います。
少しでも興味をもった方は、救命講習を受講してください。
餅を詰まらせ20~80歳代の3人救急搬送、2人が重体…東京都内
https://news.yahoo.co.jp/articles/8817ac9744ea2481cb194aadad3661e2800b3f1b
【元日】餅をのどに詰まらせ90代男性死亡、消防が注意呼び掛け
https://news.livedoor.com/article/detail/23474507/
お餅を詰まらせての窒息は、高齢者が多いのが特徴でしたが、東京では20代の方のお餅による窒息もあり、お餅に限らず食べ物を詰まらせての窒息は、全年齢で注意しなければいけません。
お雑煮も地方によっていろいろありますが、お餅がそのまま入っているところがほとんどかと思います。
子どもは、歯がはえ揃ってなくてうまく噛み切れない、高齢者は、飲み込む力が落ちている、義歯等、よく噛めず飲み込みづらいのもあります。
ディサービス等の介護施設では、食事の前に口を動かす等の体操的なことをしているところもありますが、ご家庭でそれを実行するのは家族の理解がないと難しいと思いますが、ご家庭でもできるなら予防の一つとして有効だと思います。
調理方法も大事ですが、ゆっくり急がず食べる、高齢者は噛める範囲でよく噛む、お茶等、飲み物も適宜飲みながら食べることも大事です。
食べ物を詰まらせた(かも)と思った時、周りができることは、まず119番通報です。
食事中に急に顔色が悪くなる、黙ってしまう等、前後に何をしていたかになりますが、特に食事中は食べ物を詰まらせたかも!?と疑ってください。
私や家族、周りでそんなことは起きない(だろう)ではなく、起こるかも知れないこと、起きた時に何もできないより、少しでも予防策やいざという時にできることを知っておくこと、それが応急手当です。
窒息時の対処法は、反応がある時と反応がない時では違います。
少しでも興味をもった方は、救命講習を受講してください。
11月5日付の中日新聞朝刊の記事からです。
https://www.chunichi.co.jp/article/576599
浜松市消防局管内では、救急車内に収容した傷病者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難」の状況が続いているとのこと。
特に7月は昨年の同月より救急車の出動が増え、コロナの第7波に加え、猛暑による熱中症による救急搬送が増えたこともありますが、コロナの第7波・暑さも落ち着いたものの、依然として搬送困難な状況であることを改めて知りました。
特に7月、8月は、現場より遠くの救急隊が出動していたり、救急車がなかなか現場を出発できない現状を見ました。この状況は、最悪救える命が救えなかったり、救急車の到着が通常よりかかることを意味しています。
当ブログやSNSでも触れたことがありますが、西区内の救急隊が全隊出動している時に西区内から救急要請があった場合、南区・北区・中区の救急隊が西区へ出動することがあるということです。
浜松市は、現場に最も近い車両を出動させることが基本になってますので、西区に限らず他の区でも上記のようなことがあり得るということです。
「予防救急」
弊会では子どもの事故予防の普及啓発をしていますが、それも予防救急の一つです。
3日に千葉県・5日の大阪で高さは違いますが、高所から子どもが転落する事故が立て続けに起きました。
これも、ベランダや窓際に踏み台になるような物を置かない、鍵や窓を簡単に開けれないように物理的にロックする等、予防策がいくつかあります。
子どもに限らず、高齢者も同じで、転倒防止、火の取り扱い等、全ての事故を防ぐことは難しいですが、ちょっとした予防策、声掛けで防げる事故はあります。
弊会では、予防にプラスして応急手当を知る・学ぶことを推奨しています。
どんなに事故に気を付けて予防に心がけていても、応急手当を必要とする時はあります。
その時に何も知らないより少しでも知っておくことで救える・繋がる命があること、それはいつ自分の身に起きるか分からないですし、応急手当をするだけでなく、される側になるかもしれません。
応急手当を正しく学び知っておくことも「予防救急」の一つだと思います。
浜松市消防局では、応急手当に関する冊子を作成しています。そちらに予防救急に関しても載っていますので、興味がある方、知っておきたい方は、お近くの消防署所にお問い合わせいただければ幸いです。
弊会でも応急手当講座は、定期的に開催しています。こちらも関心がありましたらホームページをご覧いただけると嬉しいです。
http://heartlife-hamamatsu.com/
https://www.chunichi.co.jp/article/576599
浜松市消防局管内では、救急車内に収容した傷病者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難」の状況が続いているとのこと。
特に7月は昨年の同月より救急車の出動が増え、コロナの第7波に加え、猛暑による熱中症による救急搬送が増えたこともありますが、コロナの第7波・暑さも落ち着いたものの、依然として搬送困難な状況であることを改めて知りました。
特に7月、8月は、現場より遠くの救急隊が出動していたり、救急車がなかなか現場を出発できない現状を見ました。この状況は、最悪救える命が救えなかったり、救急車の到着が通常よりかかることを意味しています。
当ブログやSNSでも触れたことがありますが、西区内の救急隊が全隊出動している時に西区内から救急要請があった場合、南区・北区・中区の救急隊が西区へ出動することがあるということです。
浜松市は、現場に最も近い車両を出動させることが基本になってますので、西区に限らず他の区でも上記のようなことがあり得るということです。
「予防救急」
弊会では子どもの事故予防の普及啓発をしていますが、それも予防救急の一つです。
3日に千葉県・5日の大阪で高さは違いますが、高所から子どもが転落する事故が立て続けに起きました。
これも、ベランダや窓際に踏み台になるような物を置かない、鍵や窓を簡単に開けれないように物理的にロックする等、予防策がいくつかあります。
子どもに限らず、高齢者も同じで、転倒防止、火の取り扱い等、全ての事故を防ぐことは難しいですが、ちょっとした予防策、声掛けで防げる事故はあります。
弊会では、予防にプラスして応急手当を知る・学ぶことを推奨しています。
どんなに事故に気を付けて予防に心がけていても、応急手当を必要とする時はあります。
その時に何も知らないより少しでも知っておくことで救える・繋がる命があること、それはいつ自分の身に起きるか分からないですし、応急手当をするだけでなく、される側になるかもしれません。
応急手当を正しく学び知っておくことも「予防救急」の一つだと思います。
浜松市消防局では、応急手当に関する冊子を作成しています。そちらに予防救急に関しても載っていますので、興味がある方、知っておきたい方は、お近くの消防署所にお問い合わせいただければ幸いです。
弊会でも応急手当講座は、定期的に開催しています。こちらも関心がありましたらホームページをご覧いただけると嬉しいです。
http://heartlife-hamamatsu.com/
安倍前総理の襲撃事件。
治安が良いと言われる日本で銃を使い元総理が襲撃されお亡くなりなる、ニュースでの第一報を見た時、誰もが嘘でしょ!?と思ったに違いありませんし、その現実に日本国民が大きな衝撃と悲しみに包まれています。
安倍前総理のご冥福をお祈り申し上げます。
現場で心肺蘇生、AEDの操作、人やシートで壁を作って対応した方、消防・救急、ドクターヘリ、輸血の血液確保、全力で治療にあたられた医療関係者の皆様に改めて敬意を表します。
現場で安倍前総理に心肺蘇生法とAEDが使われている映像が流れて一部報道では、AEDがショックしなかったから故障していた等、誤解を招くような内容も流れていますが、心肺蘇生法は、病気・事故に関係なく、傷病者の反応がなく、呼吸してるかどうか分からなければ、胸骨圧迫を開始します。
講習で時々、質問が出ますが、具体的な病名やけがの状態を挙げてこういう時も心肺蘇生するのですか?と聞かれます。
心肺蘇生法をする前にそうした先入観みたいなものが入るとためらいが生じますし、蘇生法の着手が遅れる原因となります。
シンプルに考えて倒れた原因が何でかは分からないが、声をかけたけど反応がない・呼吸もしてるかどうか分からない、胸を押します、それでも反応がないということは、心肺停止状態であること。
倒れた原因は、搬送された病院で検査や治療の過程で分かることですし、現場で原因が分かることはまずありません。
また、AEDからショック不要のメッセージが流れたら、故障してるんじゃないか?正しく判断してないんじゃないか?と不安にかられるかも知れませんが、AEDがショック必要ですとなった時は、心臓が異常な動きをしていてショックが必要な波形を検出している時です。
AEDを装着したら必ずショックが必要ですとなるわけではありません。ショック不要となったから故障しているのではないこと。電気ショックが必要な波形ではないということです。
心肺停止の原因は何であれ、ためらわず心肺蘇生法をする、AEDを装着することは変わりません。
ためらわずと言っても、現場の安全(自分の安全確保が最優先)確保をしっかりしたうえで行うことも忘れないでください。
治安が良いと言われる日本で銃を使い元総理が襲撃されお亡くなりなる、ニュースでの第一報を見た時、誰もが嘘でしょ!?と思ったに違いありませんし、その現実に日本国民が大きな衝撃と悲しみに包まれています。
安倍前総理のご冥福をお祈り申し上げます。
現場で心肺蘇生、AEDの操作、人やシートで壁を作って対応した方、消防・救急、ドクターヘリ、輸血の血液確保、全力で治療にあたられた医療関係者の皆様に改めて敬意を表します。
現場で安倍前総理に心肺蘇生法とAEDが使われている映像が流れて一部報道では、AEDがショックしなかったから故障していた等、誤解を招くような内容も流れていますが、心肺蘇生法は、病気・事故に関係なく、傷病者の反応がなく、呼吸してるかどうか分からなければ、胸骨圧迫を開始します。
講習で時々、質問が出ますが、具体的な病名やけがの状態を挙げてこういう時も心肺蘇生するのですか?と聞かれます。
心肺蘇生法をする前にそうした先入観みたいなものが入るとためらいが生じますし、蘇生法の着手が遅れる原因となります。
シンプルに考えて倒れた原因が何でかは分からないが、声をかけたけど反応がない・呼吸もしてるかどうか分からない、胸を押します、それでも反応がないということは、心肺停止状態であること。
倒れた原因は、搬送された病院で検査や治療の過程で分かることですし、現場で原因が分かることはまずありません。
また、AEDからショック不要のメッセージが流れたら、故障してるんじゃないか?正しく判断してないんじゃないか?と不安にかられるかも知れませんが、AEDがショック必要ですとなった時は、心臓が異常な動きをしていてショックが必要な波形を検出している時です。
AEDを装着したら必ずショックが必要ですとなるわけではありません。ショック不要となったから故障しているのではないこと。電気ショックが必要な波形ではないということです。
心肺停止の原因は何であれ、ためらわず心肺蘇生法をする、AEDを装着することは変わりません。
ためらわずと言っても、現場の安全(自分の安全確保が最優先)確保をしっかりしたうえで行うことも忘れないでください。