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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
即応予備自衛官制度
 自衛隊には、常備自衛官のほかに予備自衛官制度というものがあります。今回は、その中から即応予備自衛官制度についてお話しします。

 即応予備自衛官は、非常勤の特別職国家公務員として、普段はそれぞれの職業に従事しながら、訓練招集命令により出頭し、即応予備自衛官として必要とされる知識・技能を最底限確保するため、年間30日間の訓練に応じます。
 有事等の場合には、防衛招集命令、国民保護等招集命令あるいは治安招集命令により出頭し、即応予備自衛官から自衛官となり現職自衛官とともに防衛招集、国民保護等招集あるいは治安招集に応じます。
 また、大規模な災害等が発生し、現職自衛官により構成される部隊だけでは対応が不十分な場合には、災害派遣等に派遣され、部隊の一員として活動します。

 即応予備自衛官制度は、陸上自衛隊のみです。即応予備自衛官(以下即自と略します)は、普段は、自分の本業をもち、年間30日間の訓練に出頭しています。職業も様々で自営業・会社員・運転手等、仕事と自衛隊を両立していて、中途半端な気持ちでできるものではありません。身近な例で言うと、本業は会社員だけど、消防団に入っていていざという時は、消防団員として出動というようなもの。消防団員は自分たちの住んでる地域を守ってくれますが、即応予備自衛官は、国を守る消防団員と表現した方が分かりやすいかなと思います(表現下手ですみません)

 即自の訓練も部隊の一員としてですから、扱いは常備自衛官と同じで、高い練度を求められます。東日本大震災では、即自制度が発足して初めて即自が災害召集され、被災地に赴き、救援活動に当たりました。

 訓練も年間30日。1ヶ月じゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが、本業を持っていて30日休んで訓練に参加するということは、本人も職場も大変なことです。普通に職場で決まった休日以外で30日休みますって申し出て認めてくれるところはゼロだと思います。自営業の方ならなおさらのこと。即自は本人の意志が強くてできるものでもありません、何より職場や家族、周りの理解と協力が重要になってきます。本業があっての即自なのです。

 もし、皆さんのまわりや職場等で即自の方がいましたら、温かい目で応援してください。また、どんな訓練してるの?等話しを聞いてみてください。ぜひ、即応予備自衛官制度に興味をもっていただき、頑張っている即自の皆さんを応援してください。皆さんの小さな声も大きな励みになります。

 命のバトン浜松も即応予備自衛官の皆さまを応援してます!!



 
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