最近、SNSで保育園・介護施設で救命講習を受講した方、指導した方と両方の投稿を目にすることが多くなりました。
コロナが2類から5類になったことで、コロナでできてなかった講習が復活し、開催が増えてきたこともありますが、受講する方の職責や立場に応じた講習内容でないケースも見受けられます。
職場や組織での講習でよく聞く・あるのが消防なら無料で講習してくれるからと依頼するケースです。
心肺蘇生法の基本の手技や一連の流れの確認指導はしてくれますが、所属する人の職責や立場に応じて具体的に掘り下げた内容、講習先で定められたマニュアルに沿って指導することはまずないと思います。
実状にあった動きを含めた講習なら、自施設で指導できる職員がやることが望ましいですが、誰がそれを指導するかや講習に使う資器材をどうするか等、難しいこともあります。
物があっても、一部の人しか知らない、使えないのであれば、どうやって教育していくか?、物がなければまず何を優先するか?等を考えなければいけません。
自施設(組織)で職責や立場に応じた講習を提案企画したり、必要な資器材を揃えることは、周りの理解を得ることが大事です。
弊会で開催しているAHA公式コース。
職場や組織でBLSの指導にあたる立場の方の受講が増えています。
その中で多いのがポケットマスクやバックバルブマスクを備えたいがその指導をどうすればいいかという内容です。
コロナ禍でフェイスシールドを使った口対口(口対鼻)人工呼吸が難しくなったこともありますが、ポケットマスク、バックバルブマスクの必要性は理解していても、備えるとなると施設や組織の規模によっては購入する際、管理する側の理解がなかなか得られない等、難しい面もでてきますし、フェイスシールドを備えているので、いざという時はそれを使いますという所もあります。
よい物だから買ってください、備えてくださいではなく、弊会では講習で使ってもらいその物のメリット・デメリットを理解し、使用法の指導等の体制を整えたうえで備えるものだとお伝えしています。
講習に際して、指導者(伝える側)は、伝える内容に責任を持つことが大事です。
医療従事者、応急手当指導員、普及員等、指導する立場にある方全てに共通しますが、伝える内容に間違いがあってはいけませんが、指導者が発する言葉が足りなければ誤解や勘違いを招くこともあります。
自分の発する言葉が相手に押しつけになっていないか?、正論であっても言い方によっては指導者だけでなく所属する組織に対する不信感に繋がることも考えられます。
日頃の立ち居振舞いも大事で、日々の言動や行動が指導者への信用として積み重なっていくと思います。
職場や組織内での救命講習は、熱意と想いだけでは続けていけないと考えています。
特に周りとの協調(根回しも含めてがは大事です。自分はできる・知っているから、当たり前のように周りもやってほしいと思う気持ちが強ければ強い程、周りの理解を得ることは難しいです。
受講する方の職責や立場に応じた内容、いろいろなことに配慮ができて続けられることだと考えています。
コロナが2類から5類になったことで、コロナでできてなかった講習が復活し、開催が増えてきたこともありますが、受講する方の職責や立場に応じた講習内容でないケースも見受けられます。
職場や組織での講習でよく聞く・あるのが消防なら無料で講習してくれるからと依頼するケースです。
心肺蘇生法の基本の手技や一連の流れの確認指導はしてくれますが、所属する人の職責や立場に応じて具体的に掘り下げた内容、講習先で定められたマニュアルに沿って指導することはまずないと思います。
実状にあった動きを含めた講習なら、自施設で指導できる職員がやることが望ましいですが、誰がそれを指導するかや講習に使う資器材をどうするか等、難しいこともあります。
物があっても、一部の人しか知らない、使えないのであれば、どうやって教育していくか?、物がなければまず何を優先するか?等を考えなければいけません。
自施設(組織)で職責や立場に応じた講習を提案企画したり、必要な資器材を揃えることは、周りの理解を得ることが大事です。
弊会で開催しているAHA公式コース。
職場や組織でBLSの指導にあたる立場の方の受講が増えています。
その中で多いのがポケットマスクやバックバルブマスクを備えたいがその指導をどうすればいいかという内容です。
コロナ禍でフェイスシールドを使った口対口(口対鼻)人工呼吸が難しくなったこともありますが、ポケットマスク、バックバルブマスクの必要性は理解していても、備えるとなると施設や組織の規模によっては購入する際、管理する側の理解がなかなか得られない等、難しい面もでてきますし、フェイスシールドを備えているので、いざという時はそれを使いますという所もあります。
よい物だから買ってください、備えてくださいではなく、弊会では講習で使ってもらいその物のメリット・デメリットを理解し、使用法の指導等の体制を整えたうえで備えるものだとお伝えしています。
講習に際して、指導者(伝える側)は、伝える内容に責任を持つことが大事です。
医療従事者、応急手当指導員、普及員等、指導する立場にある方全てに共通しますが、伝える内容に間違いがあってはいけませんが、指導者が発する言葉が足りなければ誤解や勘違いを招くこともあります。
自分の発する言葉が相手に押しつけになっていないか?、正論であっても言い方によっては指導者だけでなく所属する組織に対する不信感に繋がることも考えられます。
日頃の立ち居振舞いも大事で、日々の言動や行動が指導者への信用として積み重なっていくと思います。
職場や組織内での救命講習は、熱意と想いだけでは続けていけないと考えています。
特に周りとの協調(根回しも含めてがは大事です。自分はできる・知っているから、当たり前のように周りもやってほしいと思う気持ちが強ければ強い程、周りの理解を得ることは難しいです。
受講する方の職責や立場に応じた内容、いろいろなことに配慮ができて続けられることだと考えています。
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熱中症の話題が増えてくる季節になりました。
熱中症と聞くと、梅雨が明けてから気を付けましょうと言われることが多かったですが、今は4月下旬頃から熱中症に気を付けましょうと言われることが多いです。
4月下旬ですと、身体が暑さ慣れていないこともあり、気温が高い日に屋外での活動等で熱中症になるケースが増えています。
熱中症の予防は、生活習慣や暑熱順化等、いろいろありますが、今回は熱中症の予防に経口補水液を飲む、備えておくことについてお話しさせていただきます。
熱中症の予防で経口補水液や経口補水液ゼリーを飲ませるという話しをSNSで時々見聞きします。
経口補水液(ゼリー含む)は、熱中症の症状が出た時だけでなく、嘔吐・下痢症状がある時の水分補給としても有効ですが、誰でも制限なしに飲んでいいということはありません。

画像の商品は、大塚製薬のOS-1になりますが使用上の注意をご覧ください。
医師から脱水時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士の指導に従ってお飲み下さいと明示されています。
経口補水液やゼリーは熱中症に限らず傷病者の状態に応じて使う物であり、健康な方が予防で使う物ではありません。この辺を誤解されている方が多いように感じます。
経口補水液は、塩分量が多めなので、かかりつけ医等から血圧が高いので気を付けてください、血圧計の薬を飲んでいる、それ以外でもかかりつけ医等から塩分、糖分摂取について指導されている方は、自分の判断で飲むものではありません。
なので、熱中症の予防のために経口補水液を飲む必要性は低いことがお分かりいただけるかと思います。
経口補水液は、体内で脱水が起きている時に飲むと美味しく感じますが、体調がいい時に飲むと美味しくありません。
突然の体調不良で病院を受診しました、医師から経口補水液を飲むように指示された。時間帯や体調により近くのドラックストアに買いに行けないということは起こりえます。
塩分、糖分摂取の制限が特にない、普段薬も飲んでいない方は、医師の指示があれば飲んでも大丈夫ですが、自分で買いに行くことが難しかったり、お子さんがいるご家庭ですと、お子さんを置いて買いに行くことが難しい、そういった時のための備えとして経口補水液を数本備えておくことは、大事だと思います。
家庭で作る経口補水液の作り方も弊会の講座で紹介していますが、あくまで緊急時に作るものですとお伝えしています。
そういった点から経口補水液を常備しておくことはいざという時の備えになると思います。
熱中症の症状がある時に経口補水液を飲ますことは、間違いではありませんが、傷病者の既往歴やどんな薬を服用しているかがはっきり確認できないのであれば、安易に経口補水液を飲ませることはしない方がいいと思います。
いざという時の自分や家族の備えとして医師等に確認したうえで備えておくことはいいことですが、それを自分や家族以外の他人に飲ませたり、そのために備えておく必要性は低いと考えています。
熱中症の予防は、日頃の生活習慣が大事です。
規則正しい生活と食事、屋外での炎天下の活動や作業の時は、暑さ対策、こまめな水分補給、涼しい場所での休憩、炎天下でなくても湿度が高い時は、屋内でも熱中症が起きやすいので、太陽出てないから大丈夫ではなく、エアコンの適切な使用、喉が渇いてなくてもチビチビでもいいので水分補給することで予防に繋がります。
熱中症と聞くと、梅雨が明けてから気を付けましょうと言われることが多かったですが、今は4月下旬頃から熱中症に気を付けましょうと言われることが多いです。
4月下旬ですと、身体が暑さ慣れていないこともあり、気温が高い日に屋外での活動等で熱中症になるケースが増えています。
熱中症の予防は、生活習慣や暑熱順化等、いろいろありますが、今回は熱中症の予防に経口補水液を飲む、備えておくことについてお話しさせていただきます。
熱中症の予防で経口補水液や経口補水液ゼリーを飲ませるという話しをSNSで時々見聞きします。
経口補水液(ゼリー含む)は、熱中症の症状が出た時だけでなく、嘔吐・下痢症状がある時の水分補給としても有効ですが、誰でも制限なしに飲んでいいということはありません。

画像の商品は、大塚製薬のOS-1になりますが使用上の注意をご覧ください。
医師から脱水時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士の指導に従ってお飲み下さいと明示されています。
経口補水液やゼリーは熱中症に限らず傷病者の状態に応じて使う物であり、健康な方が予防で使う物ではありません。この辺を誤解されている方が多いように感じます。
経口補水液は、塩分量が多めなので、かかりつけ医等から血圧が高いので気を付けてください、血圧計の薬を飲んでいる、それ以外でもかかりつけ医等から塩分、糖分摂取について指導されている方は、自分の判断で飲むものではありません。
なので、熱中症の予防のために経口補水液を飲む必要性は低いことがお分かりいただけるかと思います。
経口補水液は、体内で脱水が起きている時に飲むと美味しく感じますが、体調がいい時に飲むと美味しくありません。
突然の体調不良で病院を受診しました、医師から経口補水液を飲むように指示された。時間帯や体調により近くのドラックストアに買いに行けないということは起こりえます。
塩分、糖分摂取の制限が特にない、普段薬も飲んでいない方は、医師の指示があれば飲んでも大丈夫ですが、自分で買いに行くことが難しかったり、お子さんがいるご家庭ですと、お子さんを置いて買いに行くことが難しい、そういった時のための備えとして経口補水液を数本備えておくことは、大事だと思います。
家庭で作る経口補水液の作り方も弊会の講座で紹介していますが、あくまで緊急時に作るものですとお伝えしています。
そういった点から経口補水液を常備しておくことはいざという時の備えになると思います。
熱中症の症状がある時に経口補水液を飲ますことは、間違いではありませんが、傷病者の既往歴やどんな薬を服用しているかがはっきり確認できないのであれば、安易に経口補水液を飲ませることはしない方がいいと思います。
いざという時の自分や家族の備えとして医師等に確認したうえで備えておくことはいいことですが、それを自分や家族以外の他人に飲ませたり、そのために備えておく必要性は低いと考えています。
熱中症の予防は、日頃の生活習慣が大事です。
規則正しい生活と食事、屋外での炎天下の活動や作業の時は、暑さ対策、こまめな水分補給、涼しい場所での休憩、炎天下でなくても湿度が高い時は、屋内でも熱中症が起きやすいので、太陽出てないから大丈夫ではなく、エアコンの適切な使用、喉が渇いてなくてもチビチビでもいいので水分補給することで予防に繋がります。
埼玉県立小児医療センター 小児救命救急センター 救急診療科長 植田育也医師にお越しいただいて、子どもの事故予防と応急手当講座を開催します。
2023年3月、愛知県名古屋市で腰高窓から双子の子どもが転落し、死亡する事故がありました。
講座ではこの手の事故を防ぐ予防策等、子どもの事故予防のお話しが中心になりますが、先生が医療監修されたドラマ「PICU」のお話しが聞けるかも。
先生のお話しの後は、子どものけが・熱中症の予防と応急手当を命のバトン浜松のメンバーが分かりやすくお話しします。
弊会での植田医師の講座は、8年ぶりの開催となります。
今回は、保育、学童、子育て支援に携わる方を中心に子どもの事故予防を周囲にお伝えする立場の方向けの内容となっていますが、一般の方のお申し込みも大歓迎です。
日 時。
2023年6月4日(日曜日)13:00~15:00(12:45受付開始)
会 場。
浜松市舞阪協働センター.2階.講座室。
〒431-0211 浜松市西区舞阪町舞阪2701-9
JR東海道線弁天島駅下車、徒歩10分。無料駐車場あります。
主 催。
命のバトン浜松
http://heartlife-hamamatsu.com/index.php
受講料。
1人.500円
当日、講座開始前に受付にてお支払下さい。
定 員。
15名(先着順)定員になり次第締め切ります。
(申し込み最少催行人数に達しない場合、講座は開催しません)
申し込み受付期間。
4月15日~5月24日。
※申し込み受付締め切りました。
お申し込み方法。
受講を希望される方は、下記のメールアドレスに氏名・年齢・職業・お住いの市町村名・メールアドレス・連絡先電話番号を入力し送信してください。
heartlife_hamamatsu@yahoo.co.jp
・お子様を連れてのご参加はできません。
・事前のお申し込みのない方は、当日、直接会場に来られても受講できません。
※キャンセルについて。
申し込み者の都合(急な予定変更や体調不良など)によるキャンセルの場合、講座開催予定日の10日前からキャンセル料として参加費相当分のお支払いをお願いしています。
主催者側の判断、施設臨時休館による講座中止の場合は、キャンセル料は発生いたしません。
受講のご案内(可否を含めて)をメールにてさせていただきます。受講可否のご連絡は、最少催行人数に達した時点となりますので、お申し込みされて日数が経ってからという場合もございますのでご理解いただきますようお願い致します。迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので「@yahoo.co.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
2023年3月、愛知県名古屋市で腰高窓から双子の子どもが転落し、死亡する事故がありました。
講座ではこの手の事故を防ぐ予防策等、子どもの事故予防のお話しが中心になりますが、先生が医療監修されたドラマ「PICU」のお話しが聞けるかも。
先生のお話しの後は、子どものけが・熱中症の予防と応急手当を命のバトン浜松のメンバーが分かりやすくお話しします。
弊会での植田医師の講座は、8年ぶりの開催となります。
今回は、保育、学童、子育て支援に携わる方を中心に子どもの事故予防を周囲にお伝えする立場の方向けの内容となっていますが、一般の方のお申し込みも大歓迎です。
日 時。
2023年6月4日(日曜日)13:00~15:00(12:45受付開始)
会 場。
浜松市舞阪協働センター.2階.講座室。
〒431-0211 浜松市西区舞阪町舞阪2701-9
JR東海道線弁天島駅下車、徒歩10分。無料駐車場あります。
主 催。
命のバトン浜松
http://heartlife-hamamatsu.com/index.php
受講料。
1人.500円
当日、講座開始前に受付にてお支払下さい。
定 員。
15名(先着順)定員になり次第締め切ります。
(申し込み最少催行人数に達しない場合、講座は開催しません)
申し込み受付期間。
4月15日~5月24日。
※申し込み受付締め切りました。
お申し込み方法。
受講を希望される方は、下記のメールアドレスに氏名・年齢・職業・お住いの市町村名・メールアドレス・連絡先電話番号を入力し送信してください。
heartlife_hamamatsu@yahoo.co.jp
・お子様を連れてのご参加はできません。
・事前のお申し込みのない方は、当日、直接会場に来られても受講できません。
※キャンセルについて。
申し込み者の都合(急な予定変更や体調不良など)によるキャンセルの場合、講座開催予定日の10日前からキャンセル料として参加費相当分のお支払いをお願いしています。
主催者側の判断、施設臨時休館による講座中止の場合は、キャンセル料は発生いたしません。
受講のご案内(可否を含めて)をメールにてさせていただきます。受講可否のご連絡は、最少催行人数に達した時点となりますので、お申し込みされて日数が経ってからという場合もございますのでご理解いただきますようお願い致します。迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので「@yahoo.co.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
それから11年。
川崎さんとの出会いがなければ、浜松での活動はなかったと思います。
当時、川崎さんのお話しを浜松でお聞きして、AEDだけでなく、応急手当の大切さ、その場にいた人が何か少しでもできることがいかに大事かということ。
今は命のバトン浜松の生い立ちを聞かれることは少なくなりましたが、メンバー一同、活動の原点を忘れずにいきます。
福井の命のバトンの川崎さんから了承を得ましたのでご紹介させていただきます。
2019年にフォアミセスで、4人の物語として「天国にいるわが子たちへ」
その時に漫画を書いてくださったのが「河崎芽衣さん」
その後 芽衣さんは娘をなくしてからの話や命のバトンの話をフォアミセスで2019年3回に渡り連載してくださり、この度 ネット配信することになったそうです。
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

浜松の活動も、ここが潮時かなと思ったことは何度もありましたが、そういう時に不思議と講座の相談や依頼が何度もありました。
その時、まだ私たちが続けていかなければいけないことがあるのかな、後押ししてくれていると勝手に思い続けて11年。
その間、多くの皆様からたくさんのお力をもらい、そして支えて励ましていただき、今も活動を続けることができていることに感謝しております。
活動を通じて嬉しかったこと、悲しかったこと、怒れたこと、泣いたこと等、順調な時ばかりではありませんでしたが、それが糧となって今があると思います。
川崎さんが命のバトンを立ち上げて活動を始めた頃より今では、AEDや応急手当の普及啓発は、すごく進みました、
私たちの活動を知った方が別の方に命のバトンを繋げてもらえるよう、活動の歩みはゆっくりでも正しい知識と手技を一人でも多くの方に伝えていけるように続けていきたいと思います。
命のバトン浜松を立ち上げるきっかけになったのは、福井県で活動している命のバトンの川崎さんとの出会いがきっかけでした。
それから11年。
川崎さんとの出会いがなければ、浜松での活動はなかったと思います。
当時、川崎さんのお話しを浜松でお聞きして、AEDだけでなく、応急手当の大切さ、その場にいた人が何か少しでもできることがいかに大事かということ。
今は命のバトン浜松の生い立ちを聞かれることは少なくなりましたが、メンバー一同、活動の原点を忘れずにいきます。
福井の命のバトンの川崎さんから了承を得ましたのでご紹介させていただきます。
2019年にフォアミセスで、4人の物語として「天国にいるわが子たちへ」
その時に漫画を書いてくださったのが「河崎芽衣さん」
その後 芽衣さんは娘をなくしてからの話や命のバトンの話をフォアミセスで2019年3回に渡り連載してくださり、この度 ネット配信することになったそうです。
ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

浜松の活動も、ここが潮時かなと思ったことは何度もありましたが、そういう時に不思議と講座の相談や依頼が何度もありました。
その時、まだ私たちが続けていかなければいけないことがあるのかな、後押ししてくれていると勝手に思い続けて11年。
その間、多くの皆様からたくさんのお力をもらい、そして支えて励ましていただき、今も活動を続けることができていることに感謝しております。
活動を通じて嬉しかったこと、悲しかったこと、怒れたこと、泣いたこと等、順調な時ばかりではありませんでしたが、それが糧となって今があると思います。
川崎さんが命のバトンを立ち上げて活動を始めた頃より今では、AEDや応急手当の普及啓発は、すごく進みました、
私たちの活動を知った方が別の方に命のバトンを繋げてもらえるよう、活動の歩みはゆっくりでも正しい知識と手技を一人でも多くの方に伝えていけるように続けていきたいと思います。
救命講習は、どこで受けても同じだと思いますか?
なぜ、消防が救命講習をやっているのか?
救急車が来るまでに何もしなければ助かる命が助からないことがある、そういった時、市民の皆様にしてほしい、できること、それが心肺蘇生法や大出血時の止血、窒息した時の対処法です。
救命講習に費用がかかるなら、無償でやってくれる消防に頼みます。
私たちの活動の中でもそうした声は何度と聞きました。
「消防なら無償でやってくれる」、消防職員が自分の時間と休みを使って普及のためにやっていると勘違いしていませんか?
地域(自治会や防災訓練、地域のイベント等)で市民向けの普及啓発の一環なら、消防に依頼すればよいですが、学校の先生、保育士、警備員、介護施設の職員等、職務としてできなければいけない、対応しなければいけない方が、講習にお金をかけれないから、無償の消防の講習内容でいいと思いますか?
医療、看護、介護、保育関連の学校の救命講習も同じです。
学生から学費を取り教育しているのであれば、消防に講習を頼むのではなく、学校内で指導できる人が担当する、それができないのであれば、外部から講師を招聘して、学生の立場に合わせた内容の講習をしなければいけません。
極論ですが、医師が市民向け心肺蘇生法講習を受けてそれでよしとしていたら、大多数の人がおかしいと言うと思います。
消防の救命講習は、市民への普及活動が目的であること。
講習が無償だからといって本来、職に見合った講習を受ける立場の人やそういった職種の民間企業や施設が消防に依頼して受講するものではないこと、時間がないのでと30分~1時間でと依頼する側もあるようですが、その時間で全員がまともな実技をやれるのか?、講習をした実績になりますが、依頼を受ける側も時間も含めてそれが適切か考えるところだです。
講習を依頼する側は、受講する対象やどんな内容でやってほしいのか?依頼を受ける側は、その内容で自分たちがしっかりと伝えられるのか?を調整して講習が成り立つと考えています。
依頼内容によっては、断ることも必要ですし、それをコンサルするのが依頼を受けた側(指導者)の責務ですし、伝える側が知ってほしい内容ではなく、受講する側が知ってほしい、やってほしい内容を伝えるのが大事です。
講習の依頼を受ける側は、先方の希望する内容でしっかりできるのか?特に希望はなくても受講対象者にあわせた指導ができるのか?、今は講習を何回やって何人受講したという実績より、講習内容の質が問われる時代です。
なぜ、消防が救命講習をやっているのか?
救急車が来るまでに何もしなければ助かる命が助からないことがある、そういった時、市民の皆様にしてほしい、できること、それが心肺蘇生法や大出血時の止血、窒息した時の対処法です。
救命講習に費用がかかるなら、無償でやってくれる消防に頼みます。
私たちの活動の中でもそうした声は何度と聞きました。
「消防なら無償でやってくれる」、消防職員が自分の時間と休みを使って普及のためにやっていると勘違いしていませんか?
地域(自治会や防災訓練、地域のイベント等)で市民向けの普及啓発の一環なら、消防に依頼すればよいですが、学校の先生、保育士、警備員、介護施設の職員等、職務としてできなければいけない、対応しなければいけない方が、講習にお金をかけれないから、無償の消防の講習内容でいいと思いますか?
医療、看護、介護、保育関連の学校の救命講習も同じです。
学生から学費を取り教育しているのであれば、消防に講習を頼むのではなく、学校内で指導できる人が担当する、それができないのであれば、外部から講師を招聘して、学生の立場に合わせた内容の講習をしなければいけません。
極論ですが、医師が市民向け心肺蘇生法講習を受けてそれでよしとしていたら、大多数の人がおかしいと言うと思います。
消防の救命講習は、市民への普及活動が目的であること。
講習が無償だからといって本来、職に見合った講習を受ける立場の人やそういった職種の民間企業や施設が消防に依頼して受講するものではないこと、時間がないのでと30分~1時間でと依頼する側もあるようですが、その時間で全員がまともな実技をやれるのか?、講習をした実績になりますが、依頼を受ける側も時間も含めてそれが適切か考えるところだです。
講習を依頼する側は、受講する対象やどんな内容でやってほしいのか?依頼を受ける側は、その内容で自分たちがしっかりと伝えられるのか?を調整して講習が成り立つと考えています。
依頼内容によっては、断ることも必要ですし、それをコンサルするのが依頼を受けた側(指導者)の責務ですし、伝える側が知ってほしい内容ではなく、受講する側が知ってほしい、やってほしい内容を伝えるのが大事です。
講習の依頼を受ける側は、先方の希望する内容でしっかりできるのか?特に希望はなくても受講対象者にあわせた指導ができるのか?、今は講習を何回やって何人受講したという実績より、講習内容の質が問われる時代です。