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命のバトン浜松のブログ
静岡県浜松市内でこどものBLS(心肺蘇生法)やけが・病気の応急手当・こどもの事故予防の講習会を開催する市民団体です。ブログでは日々の活動や想いをつづっています。
通信障害への備えと対策
 12月6日。ソフトバンクの通信障害により、ソフトバンク携帯から119番通報が繋がらない・繋がりにくい事象が発生し、東京消防庁や名古屋市消防局では、SNSでの情報発信だけでなく、消防車両を使って広報活動をしました。緊急通報だけでなく、通常の通話やデータ通信にも障害がでました(通信障害は既に復旧しています)

ソフバン障害 119番通報は他社携帯か固定で 東京消防庁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000564-san-soci&fbclid=IwAR1eBd9S-5YoVwzL4HFjgda31ENLpxCyaZBzhxDlHdX1CeXsXZlNn_bx8vw

 台風24号被害に伴う浜松大停電時は、停電が長引くにつれて携帯(スマホ)の充電ができないことが問題となりましたが、今回のような通信障害は、ソフトバンクに限らず他のキャリアでも規模の大小に関係なく起こる可能性は十分あります。
 通信障害(通話やデータ通信含む)か発生した時の対応や連絡方法をご家庭や職場等で再度見直しや検討するだけでなく、数が少なくなった最寄りの公衆電話の位置や使い方だけでなく、119番(110番)通報ができない時にどうしたらいいか?を知っておきましょう。

1.最寄りの公衆電話の位置を知っておく、小銭をあらかじめ用意しておく。
 街中に設置されている公衆電話は、テレホンカードが使える物がほとんどですが、停電時はテレホンカードが使えません。
10円・100円の小銭を少しでも用意しておきましょう(非常持ち出し袋の中に10円・100円硬貨を重くならない程度に入れておくのも備えの一つです)
 また、最寄りの公衆電話の場所や使い方も知っておきましょう。


2.携帯から緊急通報ができない時は?
 携帯(スマホ)から119番(110番)通報できない時は、最寄りの公衆電話か近くの家やお店等の固定電話をお借りして通報してください(通話料はかかりません)
 近くに公衆電話がなかったり、固定電話を借りられる環境でない時もあると思います。その際は、最寄りの消防署や出張所(警察署・交番・駐在所)等へ駆け込みましょう。署員が出動等で不在でも建物外に消防指令室への直通通報電話が設置されている所もあります。交番や駐在所は、警察官が不在でも最寄りの警察署へ繋がる直通の電話が交番内のカウンター等に設置されています。

3.ナビばかりに頼らず、お住まいの地域の地図を一冊用意しておきましょう。 
 今は、ナビの普及で道路地図や住宅地図等を見ることも少なくなったと思います。
ナビがどんなに発達しても、システム等がダウンすれば紙ベースの地図が頼りになりますし、ナビでは網羅しきれない情報も掲載されています。東日本大震災では、119番通報を受ける指令システムが停電でダウンして紙ベースの地図を使い、災害地点を特定して出動指令を出していた消防もありました。

 お住まいの地域の地図を備えておくことは、大切ですが、地図を毎年買い替えることは大変ですし、お店等は入れ替わりもあるので地図の表示通りということはありませんが、自分で地図をカスタマイズ(ここにこんな看板がある、自分が目印にしている物等を地図に直接書き込んだり、付箋紙を貼ったりする)していけば年数は経っても最新版とほぼ変わらない地図を作ることもできますし、地図の見方を忘れることもありません。今回の通信障害でスマホアプリのナビが使えなくなることもあるので、ナビに頼らず紙ベースの地図を見ることや初めて行く場所の最寄地図を事前に印刷して持っておくことも大事です。

 日々、当たり前のように使っている通信網が障害を起こすと、日常生活だけでなく、経済活動にも大きな影響を及ぼすこと。ある意味、これも災害といえますが、自然災害と同等に自分ができる備えをしておくことも大切と思います。
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11月24日(土)小児の心肺蘇生法講座.開催しました。
 講座に市内外から3名の方が参加してくださいました、ありがとうございました。

受講された方のほとんどが「子どもの蘇生法講習会を開催している所を探してました」「子どもの蘇生法講習会をやってる所が見つからなくて」という声を聞き、周知をどう進めていくかも課題として再確認できました。

 講座では、小児マネキンを1人1体使い、救命の連鎖に込められた予防の意味、子どもの特性、特に小児では人工呼吸がなぜ大事なのか?119番通報では、実際の流れや通報のポイント、心肺蘇生法のなぜも含めた座学、実技では質の高い胸骨圧迫、人工呼吸は、フェイスシールドとポケットマスクの両方を使い、感染防御とあわせて使い勝手や違いも体験していただきました。

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 今回は、小児だけでしたが「乳児の蘇生法、窒息時の対処法」「けが・病気の応急手当」と次回以降の開催リクエストもいただくとともに、心肺蘇生法でなぜ?と思ってたことの疑問が解消され、その意味がよく分かりましたと感想もいただき、8月に開設したホームページ効果も少しづつ出ていることも実感した講座でした(副代表が講座で使用するために新たに用意した小道具は、残念ながら!?出番はありませんでした)
 
 この日から新メンバーが活動に加わりました。新メンバーの紹介は、近々にしたいと思います。

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台風24号による浜松市停電から考える。
 浜松市内が台風24号により大規模な停電が発生し電気のない生活が数日間続いたことは、皆さまの記憶に今もあるでしょうし、これを機に停電に対する備えをされてる方もいると思います。
 
 静岡新聞の記事(以下のURLをクリックしてご覧ください)
http://www.at-s.com/…/art…/social/shizuoka/bosai/557617.html
 
 3月4日(日)浜松医科大学主催の「大地震発生時、医療は人を救えるか?あなたと家族を守るために知っておきたい10のこと」講座で、私たちと同じテーブルだった参加者から出た質問を思い出しました。
「在宅医療機器を使ってる方が地震での停電時、電源はどうしたらよいか?」という質問でした。

 講座での質問は、大地震が発生した時、停電が長期間に渡る可能性が高いというところでの不安が大きかったと思いますが、地震だけでなく、台風や他の災害でも起こるということを改めて思いました。
そのために発電機を備えるといっても、価格もかなり高いですし、行政の補助が出るとも限らないこと、購入したら何もメンテしなくていいものではありません、また燃料を常にどの位備蓄しておくか?停電が長期間に渡り、燃料が底をついた時、スタンドも停電で給油できない状況も考えられます。
 実際、自家発電機が備えてある建物で、燃料が底をつき、停電になり、そこで初めて使えない機器類が多くあることを知った施設もあると聞きました。自家発を備えてるから安心・動いてるからいいのではなく、燃料が底を尽いても建物の機能を最低限維持できる事前の準備や予備燃料の確保をしておくことが大事です。

 停電による影響は、在宅医療機器だけでなく、家庭で使われている電話機も今はFAX兼用となっていたりと電源がなければ使えない物がほとんどです。電話は相手がかければ呼び出し音はなりますが、停電してる側の電話機は鳴らないです。普段、固定電話で連絡を取り合っている高齢者も多く、浜松から離れている親戚や家族が電話が繋がらない・安否が分からないと、固定電話以外の連絡先を調べたり、警察へ安否確認をお願いした方も多いです。
 wifiも停電による障害で場所によって繋がりにくかったり、使えない状況が数日間続きました。

 台風が最も浜松に接近していた23時~0時過ぎに、近所で台風被害があり、119番通報しても呼び出し音は鳴るもののなかなか繋がらず、数回かけてやっと繋がりましたが、通報が多いだけでなく、被害が広範囲ということで消防車は、すぐに向かえないといったことも初めて経験しました。

 災害に備えることは、非常食や水、着替え等を個人で準備しておくだけでなく、避難するタイミングも常に考えておくことも自分の身を守ることに繋がります。実際、避難しようと思った時は、タイミングを失してその場にいるしかなかったという話しもあります。

 災害と聞くと地震や津波をイメージしがちです。
浜松市は、近年、甚大な被害をもたらす大きな災害は発生していませんが、東日本大震災を契機に遠州灘沿岸沿いには、防潮堤や津波避難タワーの建設、津波避難ビルの指定も進みました。
 災害への備えに対して意識も少しづつ高まってるように思えますが、私たちは、災害への備えに対して個々の差もありますが低かったと感じています。
 今回の台風で風雨による被害だけでなく、住まいは大丈夫でも長期間の停電で日常生活だけでなく、施設に大きな被害がなくても、企業活動や行政の市民生活に直結する業務にも大きな影響をもたらすことがはっきりと分かりました。
 
 今回の停電でどんなことに困ったか?あらかじめできることはないか?等、行政・企業・家庭で振り返り、できることはすぐやる・できないことであっても、どの位の期間があればできるかも含めて考えることが大事です。
お住まいの地域やお勤め先、学校周辺は、地震や台風に限らず災害が発生したらどんなことが起こるのか?その時、自分はどうしたらいいのか?どこへ避難するのがいいのか?時間帯によって家族と離れている時の連絡方法や事前の取り決め等、いろいろ考えてみることも災害への備えに繋がると思います。
11月24日(土曜日)小児の心肺蘇生法講習会を開催します。
11月24日(土)に浜松市内で「小児の心肺蘇生法講習会」を開催します。 

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  以前、開催した保育士・教員向け小児救命法講習会の様子です(保育士さんと助産師さんが受講してくださいました)

 今回は、小児の心肺蘇生法です、子どもの特性から人工呼吸の重要性、質の高い胸骨圧迫について1人1体のマネキンを使った講習会です。受講に際して制限はありませんので、浜松市内だけでなく市外の方もご参加いただけます。お父さん・お母さんだけでなく、学校・幼稚園の先生・保育士さん、子どもに関わる方、小児の心肺蘇生法を一緒に学びませんか?

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 以前、開催した保育士・教員向け小児救命法講習会の様子です(保育士さんと助産師さんが受講してくださいました)

日  時。
平成30年11月24日(土曜日)13:00~14:30(12:45受付開始)

会場。
浜松市浜北地域活動・研修センター1階.講座室。 
〒434-0015 浜松市浜北区於呂2829-1 
遠州鉄道「岩水寺駅」下車、東側出入口から徒歩1分。無料駐車場ありますが駐車台数に限りがあります。 

主  催。
命のバトン浜松
http://heartlife-hamamatsu.com/index.php

受講料。

1人.800円 (乳幼児無料) 当日、受付にてお支払ください。 

定  員。
 4名(先着順)定員になり次第締め切ります。
(申し込み最少催行人数に達しない場合、講習会は開催しません)  
申し込み状況は、命のバトン浜松Facebook、twitterにて随時更新します(フォローしていただけると嬉しいです)
ご家族でご参加の場合、マネキンはご家族で1体となります(受講料は参加人数分、必要となります)
託児はありませんがお子様を連れてご参加できます。 

申し込み受付期間。
平成30年10月16日~11月13日。

お申し込み方法。
.受講を希望される方は、以下のURLをクリックして、申し込みフォームに必要事項を入力し送信してください。
https://my.formman.com/form/pc/BTsoTKVdFFJP5mvJ/ 

(ご家族で参加の場合、代表者以外の参加者全員の氏名・年齢は、自由記載欄に入力して下さい。住所・電話番号は代表者のみで結構です)

事前のお申し込みのない方は、当日、直接会場に来られても受講できません。

 受講のご案内(可否を含めて)をメールにてさせていただきます。受講可否のご連絡は、最少催行人数に達した時点となりますので、お申し込みされて日数が経ってからという場合もございますのでご理解いただきますようお願い致します。迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性がありますので「@yahoo.co.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
          
 ※講習会に際してご不明な点等、ございましたら、申し込みフォームからお気軽にお問い合わせください。
命のバトン浜松市民公開講座「本当に怖い薬剤耐性と子どもの守り方」開催しました。
 9月2日(日曜日)の午後、命のバトン浜松市民公開講座「本当に怖い薬剤耐性と子どもの守り方」を開催しました。日曜日のお休みにも関わらず18名の方のご参加をいただき無事に終了しました。ありがとうございました。
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 今回の講座の周知は、市内の小児科クリニックさんの絶大なご協力をいただき、院内の告知だけでなく、中日ショッパーさんの媒体でのご紹介も含めて、院長先生はじめスタッフの皆さまに感謝申し上げます。

 講師の静岡県立こども病院.総合診療科.感染症科医長の荘司先生は、私たちの活動に深いご理解と温かいご支援をお寄せいただき、荘司先生の浜松での講座は、今回で4回目となります。
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 浜松での講座開催は、2年前が最後でしたが、薬剤耐性や抗菌薬のお話しだけでなく、感染症・予防接種と子どもの守り方についていろいろとお話ししてくださいました。今回は、講師の話しを聞くだけの受け身ではなく、参加された方のそれぞれの立場での疑問や質問から、先生だけでなく参加された皆さんも新たな気付きや現状をそれぞれの立場で知ることがたくさんできた講座で、地道に伝えていくことの大切さを改めて感じました。
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 市民向けにこうした講座を開いているところは、全国的に見ても少ないことや市民向け講座の周知をどうやって進めていくかといった課題も幾つかありますが、講師の先生はじめ、地域の小児科医の先生のご協力もいただきながら、今後も定期的に開催していきたいと考えています。
 アンケートも、講座の感想からご意見、私たちへの応援メッセージもたくさんいただき、ありがとうございました。アンケート結果を基に次回の講座開催に活かしてまいります。
 講師をしてくださった荘司先生、参加された皆さま、ありがとうございました。

 静岡新聞社さんが講座の取材にお越しくださり、9月4日付の朝刊に掲載してくださいました。ありがとうございます。
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